Pickup記事

せどりのような物販ビジネスにおいて、キャッシュフローというは非常に重要な項目です。

 

せどりは仕入れて売るビジネスです。

売り上げを出すためには仕入れないといけません。

 

しかしキャッシュフローが悪化すると

その仕入れをするための資金が足りなくなります。

 

仕入れれば確実に利益の出る商品を前にして

仕入れができないということほど悲しい物はありません。

 

こんなことにならないよう、

常に自分の事業のキャッシュフローには注意を払っている必要があります。

 

キャッシュフローはある日突然悪化するわけではありません。

必ず前兆があります。

 

キャッシュフローを常に気にしていればこの悪化にいち早く気づくことができます。

しかしキャッシュフローの重要性を認識していないせどらーは

それに気づくことができません。

 

自分の事業の経営状態を把握するためにはキャッシュフローの把握が何よりも大事です。

キャッシュフローとは

 

キャッシュフローは「キャッシュ(現金)」と「フロー(流れ)」で

そのまま「現金の流れ」を意味します。

 

つまり現金収支です。

 

事業全体の経営収支ではなく、単純にお金が入ったか、出て行ったかです。

 

事業の経営状態を確認するためによく使われるのが損益計算書ですが、

 

 

つまり、いくら売り上げが順調でも、

現金として手元に入ってこない以上キャッシュフローは「悪い」という評価になります。

 

 

キャッシュフローを把握する重要性

 

 

キャッシュフローはよく人間の体で「血液」にたとえられます。

 

人間の体は絶えず血液が循環していないと健康とは言えませんよね?

どこかで血液の流れが滞っていたり、

血が出て行ったままになったら最悪命に係わる事態にもなるでしょう。

 

経営も一緒です。

キャッシュフローを把握することは事業の健康状態を把握することと一緒です。

キャッシュフローと言う血液循環が悪くなると事業の体調が悪化します。

 

そのままにしておくと最悪経営が断たれる可能性も出てきます。

 

キャッシュフローはアラームを出してくれません。

せどらー自身が気づくしかないのです。

 

このキャッシュフローが悪化する理由としては、

「仕入れと販売のバランスが悪化する」

事が主な理由です。

 

いくら順調に商品が売れても、現金を回収できなければキャッシュフローは悪いのです。

 

例えば商品を仕入れた時点で現金はマイナスです。

この時点で現金は少なくなるので、キャッシュフローは悪くなります。

 

このキャッシュフローが解消されるためには仕入れた商品が売れて、

その代金を回収しなければいけません。

 

 

例えば仕入れの翌日にAmazonで商品が売れても、

その代金が入ってくるのは最長約18日後です。

 

売れてから18日間はキャッシュフローは悪化したままです。

この間に別の商品を仕入れるとキャッシュはさらに少なくなります。

 

この商品も翌日に売れたとしましょう。

しかしその代金が入るのはやはり約18日後。

 

これを繰り返すと、売り上げは順調なのに、資金が枯渇し、

商品の仕入れができなくなる状態に陥ります。

 

現金が枯渇してしまえば、

最初に売れた商品の代金が入ってくるまで利益の出る商品を見つけても何もできません。

 

損益計算書でみると収支では順調に商品が売れているので、経営状態は非常に良好です。

ですが、現金は全く手元になく、仕入れができない状況です。

 

この状況は誰が見ても事業として「良好」とは言えないでしょう。

 

これがキャッシュフローの悪化です。

 

もちろんAmazon同様、メルカリやヤフオクの売上金も実際に入ってくるまでに

タイムラグがありますから、キャッシュフローを悪化させる原因と言えます。

 

とはいえ、これは各サイトの仕様なのでどうしようもありません。

このような経営状態にならないようせどらー側が注意するしかありません。

 

厄介なのは、損益計算書だけで確認するとこのキャッシュフローが把握しにくい所です。

 

経営としては良好です。

仕入れたものがきちんと売れているので事業としてはプラスになっています。

ただ「現金がない」だけなのです。

 

 

キャッシュフローを把握しておかないと、

上記のように仕入れができなくなる可能性もあります。

 

また万が一トラブルがあったときに一気に経営が傾く可能性があります。

 

クレジットカードで仕入れをしている方は翌月に売り上げで仕入れ代金を支払う、

というようにしている方も多いでしょう。

 

通常であれば18日後に代金を回収してそのお金で支払う、というサイクルができています。

例え仕入れの現金がなくても問題は無いでしょう。

 

しかし万が一、何らかの理由で売上金が入ってこない状況になった場合どうしますか?

 

仕入れもできないほど現金が枯渇している状況で、頼みの綱の現金が入ってこない。

クレジットカードの支払日が迫る。

 

こうなるとどうしようもありません。

 

キャッシングするか借金してクレジットの支払いをするしかありません。

 

このとき、もしきちんとキャッシュが手元にあれば

当月を一時的にしのぐことも可能ですね。

 

「現金がある=企業の体力がある」

ということでもあるので、事業のキャッシュを確認し、

仕入れすぎないよう調整するのも正しい経営者と言えます。

 

先ほどキャッシュフローで企業の健康度合いをチェックできると書きました。

これは経営学では常識であり、

例えば銀行で融資を受ける際も経営状況よりもキャッシュフローが重要視されます。

 

いくら売り上げが良くてもキャッシュフローが悪い起業だと審査が厳しくなります。

 

キャッシュフローは損益計算書のように企業の経営状況を示すデータとは別に

管理、把握しておかないといけないのです。

 

売り上げが順調だからとぼーっとしていたら

いつの間にか破産寸前になっていた、なんてことになりかねません。

 

資金に余裕のない個人のせどらーは

特にキャッシュフローに意識を置いた「キャッシュフロー経営」をする必要があるのです。

 

キャッシュフロー経営は

「使えるお金を増やす、残しておく経営手法」です。

 

現金に余裕を持たせておくことによって事業に余裕が出ると同時に

想定外のトラブルでも一時的に耐える体力をつけることができます。

 

もちろん大規模のせどらーもキャッシュフロー経営をするメリットがあると言えます。

大規模のせどりは売り上げも非常に大きいですが、

仕入れ額も月々の支払額も莫大な金額になります。

 

キャッシュフローが悪化すると最悪黒字倒産になるかもしれません。

 

 

キャッシュフローを悪化させない方法

 

 

キャッシュフローを悪化させないようにするには

常日ごろから事業の現金収支に気を配る必要があります。

 

そのために必要なアクションが「売る」行為と「溜めない」行為です。

 

販売すれば現金は入ってきます。

在庫を溜めない=商品を販売しているということなので同義とも言えます。

 

 

正直この2点さえおさえておけばとりあえずキャッシュフローが悪化することはほぼありません。

 

値崩れしたから寝かせておこう・・・

 

 

なんていう色気を出してしまうと、その商品を仕入れたお金は

何か違う商品を売ったお金で補填しなくてはいけません。

 

キャッシュフローが安定するのであれば、

多少の赤字販売なども許容していく必要があります。

 

 

■まとめ

 

いかがだったでしょうか。

色々と書きましたが、キャッシュフローの目的は

「目に見えるお金をしっかり増やす」

これが目的です。

 

いくら電子決済やクレジットが普及したと言っても、

最終的にその支払いは現金になります。

 

経営で一番信用できるものは株式でも売上高でもありません。

現金です。

 

事業の健康状態を表すのはキャッシュフローです。

 

いままで売り上げにのみ注目していた方はいったん売り上げの事を忘れて、

一度「キャッシュ」について考えてみませんか?

 

きっと今まで見えてこなかった事業の健康状態が分かるはずです。

 

 

おすすめの記事