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外注化する際の教育指導

 

 

せどり事業を大きくするためには外注化が必要不可欠です。

ですが、外注化する際に問題となるのが

「教育をどうするか」

という問題です。

 

今まで一人でやってきて、急に教育と言われても困ってしまいますよね。

 

また、せどりの作業の中には現場に居なくてもやってもらえる作業がいくつかあります。

 

立地的に外注を雇うことが難しい場合はネットで募集するなどして

遠くの地にお住いの顔の見えない相手に作業をお願いするケースも出てきます。

 

そんなときも教育の方法に悩むはずです。

 

本記事はそんな外注化の際に問題となる教育について解説します。

 

 

■せどりの外注は特殊な教育が必要

 

せどりの外注化には

・店舗仕入スタッフ

・電脳せどり仕入れスタッフ

・予約スタッフ

・納品、検品、発送

・商品登録

といくつもの作業があります。

 

この中で店舗仕入れ以外は遠くに住んでいる方にお願いすることが可能です。

店舗仕入れも遠くの方にお願いできないこともないのですが、

難易度が飛躍的に上がりますので、基本的には近くに住んでいる方が望ましいです。

 

近くに住んでいる方なら同行したり直接ノウハウを教え込むことが可能です。

ここは通常の会社での教育と変わりません。

 

しかし遠くの地に住んでいる方に教育をする必要がある場合、

通常の会社同様の教育方法とはいきません。

 

そんな時はインターネットを活用します。

現在では遠くの人とコミュニケーションが取れる様々なソフトがあり、

遠く離れた相手とある程度綿密なコミュニケーションをとることが可能です。

 

後述しますが、スカイプやZOOMといったソフトを使えば細かいニュアンスも

実際同行して教育しているのと変わらない感覚で教えることができます。

 

とはいえ、初めて教育を実施する人には

直接教育も遠隔教育も戸惑うことばかりでしょうし、徐々に慣れていきましょう。

 

 

■面接をする

 

顔を合わせて教育したい店舗仕入れスタッフは近くに住んでいる方を探します。

友人や知人のつてがあれば一番確実です。

もしそれが難しいようなら求人情報誌や求人情報サイトを利用します。

 

遠くに住んでいる方でもできる作業にはクラウドソーシングを利用します。

登録すればいくらでもスタッフさんを集めることができます。

 

募集に対して応募が来たら面接を行います。

面接は優秀な人材を選別する重要な要素です。

 

完璧な人間なんて絶対に居ませんが、

できる限り優秀な人材を選ぶことでその後の教育にかかる時間やコストが違ってきます。

 

面接の際、相手から確認したい項目は以下の通りです。

 

・お住まい

・作業可能時間

・作業可能時間帯

・家族構成

・前職(どんな仕事をしていて、どれくらい働いたか)

・LINEやチャットワークでやりとり可能か

・Googleのアカウントを持っているか

・長所・短所

・パソコンスキル(再確認)

・ネットショップでのお買い物経験

・普段使っているブラウザ

 

特にパソコンスキルは重要視します。

最低限ネットで買い物をしたことがないと難しいかもしれません。

欲を言えばAmazon経験者、もしくはメルカリやヤフオク経験者でも構いません。

 

Amazon出品経験のある方を探すのはなかなか難しいかもしれませんが、

メルカリ出品経験者ならそこまで難しくないでしょう。

 

とにかく

「商品を売る」

という経験のある方が望ましいです。

 

最低でもネット買い物に慣れている方を選びましょう。

 

直接顔を見て面接する場合は話し方なども重要な判断基準です。

店舗せどり仕入れは店員さんとコミュニケーションをとる機会も多いため

できるだけコミュニケーションスキルが高い人材を選びましょう。

 

遠隔の場合はパソコンスキル中心に確認します。

 

いろんなサイトに登録して商品を購入してもらったり、

チームビュアーやチャットワークという一般の方にはあまり馴染みのないソフトを

使ってもらうため、パソコンの知識がゼロでは少し困ります。

 

面接の際はこれらの要素を重視してください。

 

 

■教育方法 

では実際教育をしていきます。

 

私は直接顔を合わせる相手の場合は

「マニュアル+同行」

という形で教育します。

 

マニュアルだけでは対応できないパターンは絶対に出てきますし、

そもそもマニュアル渡して「はいよろしく」ではビジネスをやっていくうえで必要な

「コミュニケーション」も取れません。

 

また、様々なパターンに対応するためのマニュアル作成にも膨大な時間がかかります。

膨大な時間をかけて作ってもすべてのパターンに対して対応できないなら時間の無駄です。

 

なのでマニュアルに時間はかけず、

初歩的な基本や応用をまとめた簡単なマニュアルを作成します。

 

それをスタッフに渡し、残りの知識は同行して教育していきます。

 

店舗仕入れで複雑な教育が必要なのは「商品を見る目」です。

同行した際はここを中心に教えていきます。

ルートや仕入れ方法などはすべてマニュアル化で対応できます。

 

教える項目は以下の通りです。

 

・各店舗の見方

各店舗の特徴や見るべき商品のポイント

 

・モノレートの見方

モノレートで調べる方法

ただし、できれば事前に事務所で教えておいた方がいいでしょう。

 

・利益計算

こちらもモノレート同様できれば先に事務所で教育しておきます。

 

・ルート作成

最初のうちは作成までは無理ですので、

こちらが作ったルートを渡して回ってもらうようにします。

慣れて来たら店舗開拓をお願いしましょう。

 

・仕入れの判断基準

口頭で伝える重要な項目です。

ここはしっかりと伝えてください。

仕入れを左右する一番重要な要素です。

 

ある程度の判断が付けば細かいところはLINEや

チャットワークで聞いてもらう形で対応できます。

 

・商品の管理

仕入れた商品の管理方法です。

事務所にもっていくのか、自宅保管なのかで変わりますが、

雑な扱いをしないよう教える必要はあります。

 

 

これらを数回同行して教えていきます。

 

何回か同行したら一人で任せて、わからないところを聞いてもらうようにします。

最初のうちはほとんど商品を仕入れられないか、非常に時間がかかります。

赤字になるかもしれません。

 

ですが、やっていくうちに確実にスキルは上がってくるはずですので、

焦らずじっくりと教育していきましょう。

 

 

一方、電脳せどり仕入れスタッフなど、

遠隔の相手に対して教育を行う場合は同行が無理な場合がほとんどなので

・LINE

・スカイプ

・チャットワーク

・ZOOM

・チームビュアー

といったソフトを使用します。

 

スカイプは皆さんもご存知だと思いますが、

相手の顔を見ながらコミュニケーションをとることができます。

 

電話だけでもこと足りるかもしれませんが、

やはりお互いの顔を見て話すということは安心感にもつながります。

 

ZOOMはスカイプとほぼ同じ機能を有するWEB会議ソフトです。

スカイプよりも使いやすい部分が多いため、スカイプの代わりに導入してもいいでしょう。

ZOOMには

・登録が簡単

・通信が安定している

といったメリットがあります。

 

無料登録だと連続通話40分までという制約はありますが、

39分でいったん切って再度かければOKなのでデメリットという程ではないでしょう。

 

チームビュアーは遠く離れた相手とパソコン画面を共有したり、

相手のパソコンを遠隔操作したりできる機能を持ったソフトです。

 

電脳せどりを遠くの相手に教える場合、この遠隔操作が非常に便利です。

画面を共有したり、遠隔操作を使うことによってお手本を見せたり、

困っている画面を直接目で確認することができます

 

これとスカイプなどを併用すれば

ほぼ同じ空間で教えているのと変わらない状況を作ることが可能です。

 

教育する場合、まずはアマゾン画面の見方や固有名詞の説明からです。

特に重点的に教育したい点は

・モノレートの見方

・カートの説明と重要性

・FBAと自己配送の違い

・商品の出品数と出品者数

 

Amazonがすべての基本になります。

特にモノレートは店舗仕入れスタッフにとっても電脳せどりスタッフにとっても

重要な基本となります。

完全に理解するまではじっくりと時間をかけて教育する必要があります。

 

モノレートやAmazonの画面を把握したら

ほかのサイトから仕入れる実践を行っていきます。

 

こちらもチームビュアーを使って実際にいくつか購入しながら教えていくといいでしょう。

 

 

■相手に教育する際に注意する事

 

教育というのは非常に難しいものです。

やることは難しくありませんが、さじ加減が非常にシビアです。

 

厳しく教育しないと緊張感がなくなり、いつまでたっても覚えてもらうことができません。

お金を払っている以上、しっかりと仕事を教えて覚えてもらう必要があります。

 

しかし厳しくしすぎると関係が悪くなります。

 

このバランスでほとんどの人が苦労するでしょう。

 

ましてや遠隔の外注スタッフの場合、知り合いでもなければ近所でもない。

下手したら顔も知らないという場合もあり得ます。

 

しっかりと信頼関係を作っていかないとあっさりと辞められてしまいます。

パソコンを介した関係性だとどうしても業務上だけの「ドライな関係」になりがちです。

 

仕事の話しかしない相手に厳しくされたら誰だって嫌になってしまいますよね。

そうならないよう信頼関係はしっかりと作っていきましょう。

 

信頼関係はコミュニケーションから始まります。

直接顔を合わせるスタッフはもちろん、パソコン上だけのやり取りしかしない

外注スタッフさんとも雑談や挨拶などできちんとコミュニケーションを取ってください。

 

仕事の悩みや困っている点をこまめに聞き出したり、

たまには仕事に関係のない話もいいでしょう。

 

こういった雑談を繰り返すうちにお互いのことが徐々にわかってきます。

単なるビジネスライクな関係から徐々に信頼関係が構築されていきます。

 

仕事と仕事で結びつくと割り切られて止めやすくなってしまいますが、人と人で結びつけばそう簡単にやめることはないはずです。

 

・日々コミュニケーションをしっかりと取る

・仕事は厳しすぎず甘すぎないよう調整する

 

教育に重要なこの2つは忘れないようにしてください。

 

 

■まとめ

せどりの教育というのはケースバイケースがたくさんあり、一筋縄ではいきません。

しかし難しいからといって避けて通れません。

 

面接、マニュアル、教育とやることは山のようにあります。

しかしこの経験は自分にとっても非常にいい経験になるはずです。

 

 

なお、教育というのは「先行投資」です。

1年2年先の利益を見据えて行うものです。

もし、数カ月で辞められてしまうと今までかけたコストがすべて無駄になります。

 

そのため、厳しすぎてはいけません。

特に遠くに住んでいる方は顔が見えない分

お互いの存在を希薄に感じますので、辞めやすいです。

 

信頼関係を構築しながら教育ができるように少しずつ慣れていきましょう。

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