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せどりは誰もが簡単に始められる一方で

始めた人全員が成功しているわけではありません。

 

なかにはうまくいかずに廃業してしまうせどらーもいます。

ぼくもこれまで何人も見てきました。

 

 

本来せどりというのは非常に成功率の高い事業です。

 

 

はじめは少資金でやっているのでリスクは低いですし、

仕入れ前に入念にリサーチしているので赤字が出る可能性も本来であれば低いです。

 

 

実はせどらーの廃業原因は、その多くがせどりの方法や仕組み以外にあります。

せどりというビジネスに原因があるのではなく、せどらー自身に原因があるのです。

 

 

融資や収支を生活費に回してしまう

 

 

みなさんがせどりを始めた経緯は色々あると思いますが、

もちろん全員が「お金」のためですよね。

 

お金がないと生活ができません。

欲しい物も買えません。

 

お子さんを育てることも奥さんに楽をさせることもできません。

 

 

自分のため、家族のため。

より良い生活のためにお金を稼ぎたい。

お金がすべてではありませんが、お金がないとできないことが多いのは事実です。

 

この考え方は間違っていません。

 

お金を手に入れるために副業、ビジネスを始める。

これは人間として正しいです。

 

頑張ってせどりで得た利益を生活費に回すのは問題ありません。

 

せどりで稼いだお金で欲しいものを買う。

せどりで稼いだお金で旅行に行く。

 

これも何の問題もありません。

 

ですが、この加減ができない人がいます。

 

必要以上に生活費として使ってしまう。

あればあるだけ使ってしまう。

 

この加減ができないせどらーは廃業しやすいです。

 

せどりというのは仕入れて売るビジネスです。

仕入れないと売れませんし、利益が出ません。

 

仕入れれば仕入れた分だけ利益が出ますし、規模を大きくしていくことが可能です。

 

しかし稼いだ利益全てを生活費として使ってしまったらどうでしょう。

または、利益以上のお金を生活費に使ってしまったらどうでしょう。

 

いつまでたってもビジネスの規模は大きくなりません。

 

資金が足りないことで取れるはずのチャンスも取れず、

いつまでも小さい規模のせどりしかできません。

 

そうこうしているうちに生活に大きな変動が起きて

まとまったお金が必要になることがあります。

病気や事故、そのほかまとまったお金が必要になるときですね。

 

そんな時、資金を生活費に転用する癖が付いているせどらーは

最低限の資金にも手を付けてしまうでしょう。

 

そうなると小規模の仕入れもできなくなります。

これで廃業です。

 

稼いだお金を必要以上に生活費に回してしまうせどらーは危険です。

 

唯一の救いはこのパターンではお金がゼロになるだけで、生活に大きな影響はありません。

 

今まで稼いだお金を生活費に回しただけなので、

廃業するまでの間、せどりをやっていた意味はあるといえるでしょう。

 

危険なのが、こういった癖のあるせどらーさんが「融資」を受けた場合です。

融資は「事業を大きくするためにお金を借りる」ことです。

 

つまり融資を受けた時点から、その資金はせどらーのものではありません。

 

にもかかわらず融資を受けた状態で

その資金を生活費に回してしまうせどらーが非常に多いです。

 

何百万というお金が自分の口座に振り込まれたことで、

返済のことを忘れて気が大きくなってしまう方が多いのです。

 

ビジネスを大きくするために借りた資金を生活費に回してしまうと

当然事業を大きくさせることができません。

 

利益も増えません。

 

いつしか返済や利息が負担になります。

 

こうして廃業した場合、ゼロどころか「借金」が残ります。

 

融資は事業以外に使った時点で「借金」となります。

投資以外の消費、浪費に使った時点でです。

 

 

このパターンで廃業するとその後の生活には非常に大きな影響が出ます。

 

融資を生活費に回してしまう癖のある人は身を引き締めるか、

そもそも借りてはいけません。

 

無くなっても困らない自己資金でせどりをやりましょう。

それなら誰にも迷惑がかかりません。

 

 

資金管理ができない

 

資金を生活費に回してしまうのは自分の意思ですが、

無意識に廃業への道を歩んでしまう人もいます。

 

せどりは小規模で副業から始める方が多いです。

これ自体は間違っていませんし、大賛成です。

 

しかしそのせいでいつまでたっても

「ビジネス」という意識が身に付かないまま続けてしまうせどらーさんもいます。

 

ちょっとしたお小遣い稼ぎで月数千円から数万円程度を稼いでいるせどらーは

「3000円くらいで仕入れて5000円くらいで売ったから

送料手数料引いて1200円くらい儲かったかな~」

 

という意識でやっている方がほとんどです。

 

いわゆる「どんぶり勘定」です。

 

確かに慣れてないうちから

・資金

・仕入額

・販売額

・経費

・手数料

・送料

これらすべて1円単位できっちりと把握して始めている方は少ないでしょう。

 

初心者のうち、また規模が小さいうちはどんぶり勘定でもかまいません。

徐々に勉強すればいいのです。

 

しかしこのどんぶり勘定がいつまでたっても抜けないままに、

幸か不幸か規模が大きくなってしまうせどらーがいます。

 

「今月はだいたい20万円仕入れて大体30万円売れたから

ざっくり6万円くらいの利益かな~」

 

この規模にもなってこのようなどんぶり勘定ではお話になりません。

 

こんな資金管理していて、そもそも確定申告どうするの?

と他人事ながら心配になってしまいます。

 

自分がいくら仕入れてどの程度在庫を持っていて、

今月の利益が何円出ていて、いくら仕入れに使えるのか。

 

このような資金管理、キャッシュフローが把握できていないせどらーは危険です。

 

廃業リスクの高いせどらーといえます

 

こういうせどらーは何も考えずに

「資金以上に仕入れていた」

となりがちです。

 

資金以上で仕入れを行っているということは

借金で事業を継続しているのと一緒です。

 

それでも順調に商品が売れているうちはいいでしょう。

一定の現金が入ってくるので問題が表面化しません。

 

「自転車操業」になったとしても収入がある以上、事業は継続できます。

 

しかし大きな仕入れに失敗したり、商品の売れ行きが悪くなったなどの理由で

資金繰りが悪くなった瞬間に一気に事業の収益が悪化します。

 

気づけば大量の在庫とクレジットの返済という借金を抱えて廃業。

 

できれば規模の小さいうち、早い段階から自分の事業の資金はしっかり管理してください。

 

最初のうちは紙やexcelにちょっとした走り書きをする程度でかまいません。

一つの商品を仕入れるたびに販売した記録を残しましょう。

 

・仕入額

・販売額

・販売手数料

・梱包材代

・送料

 

これらの金額を計算機で1円単位まできっちりと計算します。

 

こういった記録がきちんと残せるようになれば、

・自分の資金がいくら残っているのか

・いくらまで仕入れに使えるのか

・いくら生活費に使っても問題ないのか

・自分の事業がどのような状態になっているのか

がはっきりと把握できます。

 

資金管理がしっかりと把握できていれば、

・自分が今どの程度リスクの高い仕入れを行おうとしているのか

・本当に仕入れをして事業の資金繰りは大丈夫か

 

こういったことが把握できるようになりますので、廃業する可能性は低いでしょう。

 

大事なのは「お金の流れを把握する、またはしようとする」ことです。

 

なお、せどりをずっと続けていくつもりなら会計ソフトの導入をお勧めします。

 

最初は慣れが必要ですが、こういった資金や収支を

きっちりと管理できるようになるソフトです。

 

日々入力していくだけで事業に必要な情報が自動的に蓄積されるので、

確定申告も楽々ですよ。

 

キャッシュフローが赤字

 

せどりのほとんどはクレジットカードで仕入れます。

したがって支払日を遅らせることができます。

 

仕入れ決済したとしても支払日はずれるため、

実際の当月の現金の出入りは決済ベースとは異なります。

 

売上金が300万あったとしても、クレジットカードの支払いが

500万あれば、キャッシュフローはマイナス200万円になります。

 

 

【利益はでているのにお金が減っている】のであれば、

 

このキャッシュフローが悪くなっているということなので、

見直す必要があります。

 

キャッシュフローが赤字というのは【黒字倒産】の

リスクがあるということです。

 

キャッシュフローが赤字でもすぐに廃業ということはありません。

そこそこの売上があるので、

クレジットの支払いはできてしまうことがほとんどだからです。

 

ただ、気づかぬうちに徐々に蝕まれ、

一蹴のうちにクレジットカードが支払えない!!

 

という事態になるのでくれぐれも気を付けてください。

 

不良在庫が多い

 

在庫管理がおろそかな場合も廃業している人の特徴の一つです。

 

 

当月100万円在庫が増えていれば、原則100万円入金がないのと同じです。

つまりキャッシュフローに大きく影響します。

 

黒字倒産のほとんどは在庫過多でキャッシュフロー悪化です。

 

在庫の棚卸はもちろんのこと、

そもそも不良在庫にならない商品を仕入れるよう

モノレート判断には気を付けましょう。

 

 

 

継続して稼ぐ仕組みが作れない

 

 

ここまで読んだ方はお気づきでしょう。

廃業するパターンのせどらーとはずばり「計画性の無いせどらー」です。

 

その場その場、行き当たりばったりの行動や事業を行っているせどらーは

遅かれ早かれ廃業します。

 

せどりというのは人気のビジネスです。

ノウハウはネットや書籍で世の中にあふれていますし、年々参入者も増えています。

 

市場、状況は日に日に変化しています。

 

そういった変化に対応できない、する気のないせどらーも危険です。

 

具体的には

「たまたま一つのせどりでうまくいったからそれしかしない」

というせどらーです。

 

一つのせどりでうまくいって、数カ月順調にお小遣い稼ぎができている。

このままずっとこの調子でお小遣い稼ぎができたらいいや、というパターンです。

 

しかし、先ほども書いたようにせどり市場というのは刻一刻と変化しています。

 

今はそのジャンル、その商品で稼げているかもしれません。

 

しかしいつそのジャンルで稼げなくなるかわかりません。

ぱっと思いつくだけでも商品が売れなくなる理由なんていくらでも思いつきます。

 

・ライバルが増えて価格崩壊する

・Amazonの規約が変わって販売できなくなった

・終売になる

・仕入れ場所がなくなる

 

このような状況になった時、突然収入が途絶えます。

その時、次の商品を見つけられずにそのまませどりを辞めてしまう人もいます。

 

一つのジャンル、商品だけではなく、複数の販売方法や商品を持っていると

一つの商品が売れなくなっても事業を継続することができます。

 

ひとつのジャンルで利益がちゃんと出せているせどらーさんは素質があります。

 

きちんと勉強すればもっと大きく稼げるでしょう。

一つのジャンルで満足してしまうのはもったいないですね。

 

今のジャンルがうまくいっている時こそ

次の売れる商品を探して勉強しましょう。

 

現状に満足せず、常に稼げる道を模索するのが状況変化による廃業を避ける方法です。

 

 

また、販売方法以外に

「何でも自分ひとりでやろうとする」

のも危険です。

 

せどりは個人事業のイメージが強いかもしれませんが、

ある程度の規模になったら外注先という選択肢を考えましょう。

 

もしくは信頼できる人に事業をそのままそっくり任せてしまうのも一つです。

 

いつまでも自分ひとりでやっていると

・不意の事故、病気

・本業の状況変化

といった要素で事業を継続できなくなる可能性があります。

 

こういったトラブルが起きた瞬間に突然廃業になってしまいます。

 

しかしそんなとき、自分が動かなくてもいい仕組みを作っておくと、

自分が動けない状況になってもビジネスは継続できます。

 

売り方だけじゃなく、仕組み的にも継続して続けていける仕組みも必要です。

 

 

まとめ

 

 

本来、せどりで廃業してしまうという状況は考えられません。

そのくらい手堅いビジネスです。

 

なのに廃業してしまうのは、せどりではなく

「せどらー自身」に原因があることが多いのです。

 

・事業資金を生活費にすることはできる限り避ける

・事業の資金管理はきっちりやる

・現状に満足せず新しい事業を常に模索する

・自分ひとりで頑張らなくていい仕組みを作る

 

せっかくせどりを始めたのです。

できれば長く事業を存続させて利益を出していきたいですよね。

 

今回の記事の内容に当てはまってしまった方は

ぜひこの機会に自分の事業方針を見直しましょう。

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