
日々Amazonせどりによる在庫は
膨大な量になっているはずです。
管理しようにも、
ほかの業務を優先してしまい、
ないがしろにしてしまいがち
ではないでしょうか。
しかし在庫を上手く管理できることで、
売り上げにも大きく影響をもたらします。
今回は在庫管理をする意義や、
やるコツをご紹介します。
1.在庫管理の意義
1-1.売れ行きの把握
常に商品を回転することで、
効率良くせどりをすることが
できるのはご存知の通りです。
それの全貌を整理しておくことで、
売れ行きを把握ができ、
それはデータに基づいた
戦略的な経営を可能とします。
1-2.計画の成立
いつ、だれになにが売れたのか、
もしくは売れていない商品はなにか
これらを把握できなければ
計画の立てようがありません。
1-3.確定申告を正確に行う
Amazonせどりで一定の収入を得ている限り、
毎年確定申告の必要性が出ていきます。
こと細かく扱った商品の情報が
必要になります。
確定申告をする時期になって
大慌てでレシートや
データを引っ張ってきて
まとめ直すのは得策ではありません。
毎日在庫管理を行えていれば
そのデータをもとに
スムーズに確定申告を行うことができます。
※1確定申告については
最後に説明書きがあります。
2.在庫管理の方法
2-1.Googleスプレッドシート
Gmailアドレスが必要になりますが
売り上げが大きくなってくると
膨大なデータを扱うことになります。
そのときにGoogleを利用していれば
簡単にスプレットシートを共有できます。
2-2.Excel
スプレットシートほどではありませんが
データ管理といえば
Excelではないでしょうか。
Excelではデフォルトで
表での管理だけでなく、
金銭面の管理も簡単に行えます。
売上、経費、純利益などが一目瞭然です。
3.管理にあたって必要な項目
・商品名
うまく枝分かれさせて使えば
商品リストとしても活用できるため
正式名称にしておきましょう。
・ASINコード
Amazon独自で設定されている識別番号です。
ASINはJANコードとは違い、
販売されているカタログごとに存在します。
例えばうまい棒30本と
うまい棒30本×2セットの
カタログがあった場合
どちらのカタログにも
ASINコードが存在します。
【画像】
・仕入れ日
店舗で商品を仕入れた日、
Amazonに納品して在庫が反映された日、
実際に売れた日、
このあたりまで日数が入っていると
回転率も見えますし、
縦積み(同じ商品を何個も買うこと)
したときに自分の売上予測が
正しいかどうかも判断することができます。
・仕入れ価格
消費税込みの価格を入力しましょう。
同じ商品を違う価格で仕入れたときは、
平均価格で記載しましょう。
・販売価格
実際に売れた価格を入力します。
・Amazon販売手数料(FBA手数料 ※2)
各種かかってくる手数料を登録してください。
・利益額
利益額を計算するためには
売値-(仕入れ値+手数料+送料)
の額を計算してください。
・利益率
最後に利益額÷売値を計算すると
利益率がだすことができます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか
管理表を作ることで
・月商
・利益率
・回転率
・キャッシュフロー
など今までわかりにくかった情報が
明確にすることができます。
在庫管理がしっかりできると
あやふやにしていた利益が明確になり
手元に現金としての利益を
残していくことができるようになります。
初めは面倒に感じるかもしれませんが
正直この在庫管理ができなければ
Amazonで長く稼いでいくことは
難しいでしょう。
稼ぎ続けていくためにも
しっかりと管理していきましょう。
※1
確定申告の流れ
①1年間の総収入金額から、
1年間の必要経費をひき、
所得を計算する。
②所得に税率をかけるなどして、
所得税を算出する。
③所得税を期日までに納付する。
※2FBA手数料
Amazonの所有する
専用倉庫に商品を預け、
保管・注文処理・配送・返品対応を
依頼するサービスのFBAを
利用した際にかかってくる手数料のこと。