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せどりは個人経営の傾向が強いビジネスです。

ほとんどの方が一人でやられているでしょう。

 

そのため、「せどりを事業化する」なんて言われるとびっくりしてしまいますよね。

事業化とは、法人にする、という意味だけではありません。

 

人を雇ったり、外注に出したりして

「自分が働かなくてもより稼げる仕組みを作る」

事です。

 

事業化をすることによって一人ではできなかった時間の使い方ができるようになります。

そしてゆくゆくは自分の手が離れても自動で収益が出来上がる仕組みになるのです。

勿論こうなれば規模をどんどん大きくして今以上の利益を得ることが可能です。

 

副業で十分、と考えている方は一人でもやってもいいでしょう。

 

しかしせどりで成功したらもっと稼ぎたい、と思うはずです。

そう考えるのはごく自然なことです。

もし少しでもそう思ったなら事業化を検討してみてください。

 

しかし、事業化するにあたって一つ大きな問題があります。

 

「管理者」です。

 

事業化するにあたって、あなたの代わりに事業を管理する人材が必要になります。

 

優秀な管理者がいればそれだけあなたは事業から手が離せます。

負担は軽くなりますし、事業も伸びます。

 

事業には優秀な管理者の存在は必要不可欠です。

 

本記事ではそんな管理者について解説します。

 

 

■管理者を育てる必要性

 

 

一人で事業をやっているとある一定の規模で必ず利益が頭打ちになります。

なぜなら人間一人が使える時間は決まっているからです。

 

この限界は効率化をするとか、睡眠時間を削るとか、色々な工夫で伸ばすことができます。

しかしそれでも必ず限界が来ます。

 

それ以上利益を伸ばそうと思ったら、人を雇って事業化するしかありません。

人を雇うことによって、

最大の利益を生み出す「あなた」の時間がさらに有効に使えるようになります。

 

例として、1日12時間働いたとします。

仕入れで時給5000円ほど稼げるとします。

しかし一日12時間仕入れはしませんよね。

 

12時間の中には梱包作業や出品作業、確認作業で何時間も取られるはずです。

でも梱包作業や確認作業で時給5000円は無理です。

というより1円にもなりません。

 

つまり12時間の作業の中には「お金にならない作業」が発生しています。

 

この作業をほかに人にお願いすることによって、

あなたは12時間の時間すべてを時給5000円の仕入れに充てられるようになります。

 

これが組織化の効果です。

 

しかしさらにもう一歩踏み込んで、仕入れすらもほかの人にやってもらうことによって

あなたは完全に「作業」から抜け出すことが可能になります。

 

そうなれば経営だけに集中してもいいですし、不労所得を目指してもいいでしょう。

 

しかし業務から離れるためには代わりに作業の管理をする「管理者」が必要です。

優秀な管理者が業務のほとんどを管理してくれれば、あなたは「単純作業」から抜け出すことができるようになるでしょう。

 

やがて管理者や以下のスタッフたちがノウハウを覚えていくことによって、

「時給5000円の仕入れ」ができるメンバーが増えていきます。

 

やがてあなたが事業に関わらなくても会社はどんどん大きくなっていくでしょう。

 

組織から完全に抜け出したら、不労所得化してもいいですし、

第二の組織を立ち上げて利益を倍にするのもいいでしょう。

 

優秀な管理者が事業を回してくれれば、あなたがもう何もしなくても収益が発生します。

 

 

■管理者とは

管理者とはどんな人を指すのでしょうか。

せどりといえど、通常のビジネスと何ら変わりません。

 

そのため、一般的な管理者の定義がそのまま当てはまります。

 

管理者とは

・トップの経営方針に従って業務を行える

・トップの補佐、部下の教育ができる

・問題解決ができる

・業務改善、業務提案ができる

これが一般的な管理者の定義です。

 

まずはトップであるあなたの経営方針を正しく理解し、

業務を遂行できる能力が求められます。

 

一人でせどりをやっている方は今やっている業務を

きちんとこなせる管理者が必要ということです。

 

また、あなたの経営方針を正しく理解できなければいけません。

 

あなたのフォローをしつつ、

外注やアルバイトに対して正しい教育ができることも条件です。

 

あなたが組織から抜けるということは、組織の責任や成長は管理者にかかっています。

 

あなたがほとんど関与しなくてもきちんと組織が組織として機能している。

そういう状態を保てる人材でなければいけません。

 

トップが不在の時に何かトラブルがあっても、問題を解決し、トップに報告できる。

あなたが組織から抜け、次の事業のために数日間不在にすることもあるでしょう。

 

その際に問題が起こってもきちんと問題解決ができる、

もしくは被害を最小限に抑える判断ができることも必須です。

 

でないと、有事に備えて常にあなたは組織に張り付いていないといけません。

それでは組織化の意味がありません。

 

最後は業務改善、業務提案ができる。

 

優秀な管理者は会社の無駄が見えたり、高い効率化の手段が見えます。

あなた一人では気づけなかった問題点も指摘できるような

鋭い目を持った管理者がいれば事業はより安定するでしょう。

 

こうして見ると結構ハードルが高いですね。

もちろんすぐにこういった管理者が育つわけではありません。

 

ここに書いた管理者はいずれ、でかまいません。

 

外注やアルバイトが何人も増えてきたら

いずれこういう管理者が必要になる、という話です。

 

まずは今自分がやっている作業を着実に代行してもらえるようにしましょう。

 

始めは今やっている作業を分担するイメージでしょうか。

仕入れはあなた、そのほかの作業は管理者。

 

それでうまく回るようなら管理者に仕入れのノウハウを叩き込んで

作業をアルバイトにやってもらうようにしていけばいいのです。

 

 

■管理者候補を見つける方法

そんな管理者を育てる方法ですが、まず一番重要な要素が「人選」です。

 

仕事というのは経験が重要な要素です。

そのため経験さえ積めば誰でも管理者になる素質はあると思います。

 

しかし、その成長率や伸びしろには個人差があります。

 

・1年でほとんどの事業を覚えられる人

・10年で覚えられる人

・100年で覚えられる人

 

もちろん100年もかかったのでは困ります。

かといって、才能や素質を重視しすぎると

いつまでたっても誰にも任せられない可能性が出てきます。

 

人材選びで妥協してはいけません。

素質を軽視してはいけません。

 

ですが、選びすぎてもいけません。

 

「素質や才能は重要」

「だけどある程度根気強く教育をする必要がある」

 

バランスが難しいですが、この2つを覚えておいてください。

 

管理者に重要な能力は以下の通りです。

・知識

・統率

・理論的思考

・コミュニケーション能力

・行動力

・解決力

この項目をできるだけまんべんなく満たす人物を探します。

 

しかし全てを満たす人材はまずいません。

 

ですができる限り項目を満たす人を探しましょう。

 

コツとしては何かに突出した一芸のある人よりも

そつなくこなすオールラウンダー対応の人間が向いています。

 

人柄も比較的穏やかな方が組織内で余計な摩擦を生まないでしょう。

 

 

探す方法は色々と考えられます。

・知り合いに声をかける

・家族に協力を得る

・外注、アルバイトの中から選別する

・ネットで募集をかける

 

まず、一番現実的なのが知り合いに声をかけることでしょう。

知り合いならその人の人柄や能力もある程度把握できています。

 

とはいえ、ほとんどの方は仕事を持っているはずです。

最初は簡単なアルバイト、副業程度でお願いしてみてはいかがでしょうか。

 

もし、事業の先が見えてきて、在職中の会社よりも稼げるとわかれば

全面的に協力してくれるかもしれません。

 

家族に協力を要請するという方法もあります。

既婚の方なら奥さん旦那さん、お子さんがいればお子さん、親戚や兄弟だってかまいません。

 

知り合い以上にその人のことがわかっているはずです。

しかも家族はこの先もずっと生活を共にする存在です。

 

家族に管理者をやってもらうのが一番現実的です。

 

 

現在外注やアルバイトを雇っている方なら

その中から能力の高い人を選別するという方法もあります。

 

全く知らない人を管理者として育てるよりは

リスクの少ない方法です。

 

最後はネット募集です。

クラウドソーシングサイトなどで人を募集すると報酬にもよりますが、

比較的多くの人が集まります。

 

ただ、この方法は人選の選別が難しく当たり外れが非常に大きいのでおすすめしません。

最終手段として覚えておきましょう。

 

 

■管理者を育てる方法

 

 

最初のうちはすべての作業を二人で行い、ノウハウを叩き込みます。

 

業務内容を覚え始めてきたら作業を少しずつ分担していきます。

いくつかの作業を完全に切り離せる状態になったら

今自分が持っている業務も少しずつ渡していきます。

 

その際に、作業だけではなく、作業の意味合いも同時に伝えていってください。

 

管理者は正確に作業をすればいいだけではありません。

 

その作業や業務の一つ一つに何の意味があるかを理解してもらい、

事業展開に生かしてもらわなければいけません。

 

「最終的に自分はこうしたい」

という事業に対する明確なビジョンも伝えていきましょう。

 

勿論そのためには経営者であるあなた自らが明確なビジョンを持っていないといけません。

事業のトップとはそういうものです。

 

ノウハウを叩き込み、理念や思想を叩き込む。

管理者つくりは「自分の分身を作る」と思ってください。

 

できればスキルや覚えてもらいたい業務を表で管理し、

教育の進捗がお互い目で見えるようにした方が効率は良くなります。

 

スキルマップと呼ばれる表です。

ついでに計画も書き込んで、「いついつまでに〇〇を覚えてもらう」という風に

計画的に教育を進めていってください。

 

漠然と教えているといつまでたっても独り立ちしません。

 

ただし、これだけの仕事を覚えてもらうのですから、

しかるべき報酬や権限も約束してあげて下さい。

 

管理者はいわば今後の事業の要、中心です。

管理者のモチベーションを維持するのも経営者の大事な務めです。

 

もし、報酬をけちってしまうと途中で管理者が辞めてしまう可能性があります。

 

教育というのは非常に莫大なコストがかかります。

もし管理者が辞めてしまうと、教育にかかった莫大なコストがすべて無駄になります。

 

辞められたあげく、今まで教えたノウハウでせどらーとして独立されてしまうと、

単に無駄な経費を使って強力なライバルを一人増やしただけ、

という笑えない結果になってしまいます。

 

管理者は部下でもありますが、大事な共同経営者でもあります。

 

外注や単純作業をしてくれる人の代わりはいくらでもいますが、

管理者の代わりはなかなか見つかりません。

 

大事にしてあげるべきです。

 

最終的に自分の持っているスキルや業務を全て教え込んだら

その後はその教えたスキルを磨き上げてもらいます。

 

業務に慣れて効率的に業務を管理できるようになったら

部下の育成や改善といった管理者としての仕事に取り組んでもらいましょう。

 

この頃になればあなたの時間は比較的自由になるはずです。

次の事業や自分の仕事を実行に移し始めましょう。

 

 

■まとめ

せどりで管理者を作る。

このレベルにまで達することができるせどらーは多くないでしょう。

 

ですが、よりせどらーで成功するためにはこの事業化、管理者の育成は避けては通れません。

 

人材の選別から育成、そのほか色々な手間やコストはかかりますが、

管理者がいることによって事業をさらに大きく、利益を膨らませることが可能です。

 

「自分がもう一人いたらなあ…」

そう考え始めたら管理者の育成を始めるタイミングです。

 

管理者を育成し、事業をさらに大きくしていきましょう。

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