
ビジネスをする上で、ノウハウコレクターという言葉を聞いたことはありますか?
おそらく多くの人がこの言葉を耳にすることがあるでしょう。
実際のところ、ノウハウコレクターはあまりよくない意味でとらえられているのが現実です。
あまりよくない意味としてとらえているならば、一体なにが良くないのでしょうか?
今回はノウハウコレクターの本質と、ビジネスに必要なのかどうかなどをお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.ノウハウコレクターってなに?
ノウハウコレクターとは、文字通りでありとあらゆる情報を集める人のことをいいます。
ビジネスの世界では、情報商材をたくさん買って集めたり、塾やコンサルをたくさん受ける人にあたります。
ある日に情報商材を購入したが、数日後また商材を購入する。
これを繰り返し行っています。
そして多くの人が商材などを購入したが結果が出ていない傾向にあります。
そういった人が多いからこそノウハウコレクターのイメージはどんどん悪くなっていきます。
つまり、結局情報を多く集めた人がその分稼げるようになるとは限らない状況だということになります。
では、結局ノウハウコレクターは稼ぐ上で意味がないものになるのでしょうか?
2.ノウハウコレクターは意味がない?
多くの知識はあるものの、結果が全然でない人が多いということは、ノウハウをコレクトするだけでは全然意味がないといえます。
実際に行動に移さないノウハウコレクターだった場合、さらに新しいノウハウを探しに出るようになります。
そして、ノウハウの量に伴った行動は起こさずに新しいノウハウを探すのにしか時間とお金を費やさなくなります。
このような人たちは、たくさんの年月をかけて地道な努力で結果を出してきた人のものに対し、短期間で努力もせずに経験を積むということを知らない、もしくは嫌がります。
結局のところ、得た知識に伴った行動や経験を積まなければ結果は出ません。
もちろん行動だけでは結果は出ませんので、ノウハウ、知識が必要になります。
また、ノウハウコレクターであったとしても、どのくらいのレベルで知識がついているのかがわかりません。
ここで「知識が身についている状態」というのは、何から学んだ知識で、しっかり経験から学んだ知識であるのかを再確認することが大切です。
そうでなければ、本当に知識がついている状態だとは言えません。
3.ノウハウコレクターにならないようにするには?
ここまでの内容を見られた方は、「自分はもしかしてノウハウコレクターかも?」と感じた方もいることでしょう。
そんな方のために、続いてノウハウコレクターから抜け出す方法をご紹介します。
もし自分がノウハウコレクターだという自覚がある方、今後もノウハウコレクターにはなりたくないという方はぜひご覧ください。
3-1.ノウハウコレクターの特徴をしっかり理解する
まずはノウハウコレクターというものをしっかり理解することです。
ビジネスで成功している人たちは一つのことを集中して極めて実践した結果、収入が上がったという人がほとんどです。
ということは、もし皆さんがこれからビジネスを始めようとなったときは、あれもやろう、これもやろうという状態では成功しにくくなります。
必ず何か1つに絞ってその1つのものを極めていくことが成功への近道になります。
そして、1つに絞って始めていき、なかなか結果が出ないからといってすぐにやめてはいけません。
結果が出る人は、立ちはだかる壁をどのようにして超えていくのかをよく考え、行動し続けることで次のステップへ進みます。
1つに決めて実践していき、結果が出てきたころには自然とノウハウコレクターから抜け出すことができていることでしょう。
3-2.完璧を目指さないようにする
そして2つ目が完璧を目指しすぎないようにすることです。
これは、実際にビジネスを実践し始めてからのことになりますが、始めたての人が完璧を目指したところで前に進むことはできません。
最初のうちはどうしても完成度は低くなります。
圧倒的に経験がないからです。
いくらその時に完璧なものと思っていても、半年や1年経ってから振り返ってみると、かなり完成度が低いものであったと感じるようになります。
ですので、最初から完璧を目指す必要はありません。
誰しもが最初は完成度の低いものから始まり、量をたくさんこなすことでどんどん完成度が高くなっていきます。
これらをしっかり頭に入れて実践することが大切になります。
4.ノウハウよりもマインドセットが大切
このように、ノウハウコレクターの特徴をノウハウコレクターではいけない理由も含めてご紹介しました。
ノウハウや知識だけでなく、1つのことを極めて量をこなすことで質を上げていくというマインドセットも持つことが必要になります。
もしビジネスで知識はあるが結果が出ないという方は思い切って1つのことに集中して実践してみてはいかがでしょうか?
結果が出るまでやり続けることが大切です。
今回の内容をよく頭に入れておき、結果を出せるように実践していきましょう。