
ビジネスのなかでせどりをしている人は比較的多いですが、稼いでいる人と稼いでいない人がはっきりしています。
皆さんはどちらに当てはまりますか?
せどりは売れてる商品を安く買って高く売るだけの単純で簡単なビジネスです。
それなのに、同じノウハウでせどりに取り組んでも稼げる人と稼げない人がいます。
いったいどのような違いがあるのでしょうか。
今回はそんな稼げていない人の特徴であるマインドセットについて説明します。
せどりに限らず、稼げない人の特徴なので思い当たるところがあれば改善していきましょう。
1.せどりで稼げない人は行動が遅い
せどりで稼げない人は、行動するまでがとにかく遅いです。
彼らがよく発言する代表的なセリフは、
時間がない
お金がない
準備をしている
これらの言葉です。
出来ない理由を並べてやらないことを正当化しています。
稼ぎたいのに時間がない、お金がない。
お金がないなら何とかして時間を作らないといつまで経っても現実は何も変わりません。
1-1.行動が遅いのには理由がある
人は安定を求めてしまいます。
そして失敗はできるだけしたくはありません。
安定=変化を好まない、ということです。
失敗しない=チャレンジしない、すなわち行動しないことです。
稼ぐということは、今までとは違う自分になることでもあります。
そしてチャレンジをすることは、失敗も避けることができません。
変化をし、失敗を取りにいくことを意識定期にしていかなければ誰でも知らぬうちに臆病になってしまい、行動に移すことはできません。
時間を作って行動するということは、普段とは違う行動パターンになります。
まさに3日坊主がいい例です。
人は今までと違うことをしても、元の行動パターンに戻ってしまう性質があります。
元の行動パターン、つまり稼げていない自分です。
なぜ元のパターンに戻るのかは、それが1番楽だからです。
さらに行動したら稼げてしまうかもしれないので、行動しないように自分で無意識にブレーキをかけているのです。
そのブレーキを強制的に外すために、誘惑に負けない強い意志が必要です。
そんな強い意志を持っている人は一握りの人だけです。
そもそも強い意志を持ってる人なら、既に稼げる様になっています。
強い意志がないけど今の自分を変えたい。
そのためにはメンターや、稼いでる人に会う、教えてもらうことで強制的に思考を変える必要があります。
ノウハウを得るよりもブレーキを外す、すなわちマインドブロックを破壊してもらうということが期待できます。
しかし本を読んで満足してるだけの状況と同じで、せっかく良い刺激を周りの人から得てもこぬ道をしなければ何も意味はありません。
どこかで決断しないと、今までと同じ未来しかありません。
今までと同じ未来ならまだましかもしれません。
これからの世の中は、どんどん厳しくなっていきます。
未来が今よりも悪くならないためにも、とにかく行動をしていきましょう。
未来の自分のために行動しましょう。
それが本当の自己投資です。
1-2.稼ぐ人はどうしてるか
稼ぐ人はとにかく行動が早いです。
まず行動してから考えるくらいのスピードがあります。
やみくもに後先考えずに行動するのは問題ですが、稼ぐという目標があり、勝算があるならまず行動をしてください。
なぜ稼いでる人は素早く行動に移すと思いますか?
自信があるからでしょうか。
時間があるからでしょうか。
理由は簡単です。
それは、時間が有限だからです。
金持ちだろうが貧乏だろうが、大人だろうが子供だろうが、全ての人は1日24時間です。
そこだけはいつの時代も変わりません。
そのため、稼いでいる人は時間の大切さを知っています。
時間がないと言ってる人は、1度日々の行動を15分単位でいいので書き出してみてください。
無駄な時間がたくさん見つかるはずです。
2.せどりで稼げてない人は自己投資ができない
稼げない人は自己投資が出来ない人が多いです。
お金がないから自己投資できない、という声もありますがもし本当に稼ぎたいのであれば、無理やりにでも何とかするべきです。
自己投資したから稼げるようになるのか、と言えばそんなことはありません。
しかし、自己投資をしないよりもしたほうが圧倒的に早く目標達成をすることができます。
自己投資したから稼げるようになるとは限らないと言いましたが、それは自己投資したとしても行動をしなければ全く意味がないからです。
そのような状況になってしまった時は、自己投資していることにただ満足してしまっています。
いわゆるノウハウコレクターと呼ばれる人たちですね。
新しいノウハウを知ることは悪いことではありません。
しかし、それをどう使うかが非常に大事です。
ノウハウを手に入れたら行動をしてください。
知ってるだけで使わなければ、何の価値もありません。
せっかく得たものを使わなければ、自己投資という名の浪費になってしまいます。
インプットをしたらアウトプットをする必要があります。
2-1.自己投資できないのには理由がある
日本人はお金の教育を受けてないのため、投資という概念が欠落しています。
投資と消費と浪費を混ぜて考えてしまう人がほとんどです。
なので30万円のテレビは買うのに、自己投資に30万円を出すことができません。
自己投資は目に見えない物であるため、価値が分かりにくいです。
しかし、自己投資に限った話ではありませんが、目に見えない物の方が価値があります。
せどりもそうですが、知ってる人しか稼げません。
知ってるか知らないは、見えてるか見えてないか、ということです。
これに気付くことができるかで将来の収入は大きく変わってきます。
投資=リターンが期待できる、株や不動産などの勉強のための授業料なども一緒です。
消費=生活する上で必ず必要、主に衣住食
浪費=生活に直接必要ではない、主に趣味嗜好品
浪費をできるだけ削り、自己投資に回しましょう。
2-2.稼ぐ人はどうしてるか
稼いでる人は自己投資にお金を惜しみません。
それは、掛けた金額の何十倍、何百倍となって返ってくることを知っているからです。
そして情報を買うことにより時間短縮をすることができます。
学校や塾ではお金を払って勉強を教えてもらいます。
これももちろん自己投資です。
税理士や会計士に業務を依頼することも立派な自己投資です。
自力でも出来ないこともありませんが、膨大な時間が掛かってしまいます。
お金を払えばプロの人が最適な方法を教えてくれます。
稼げてない人ほど、お金>時間になってます。
これが、お金<時間だと気づけたときに稼げる人の仲間入りができるかもしれません。
3.せどりで稼げない人は話を聞かない
稼げてない人は、人の話を聞いていないことが多いです。
話を聞いたとしても自分のことだと認識してません。
分からないことがあっても、誰にも相談をしません。
人に聞くばっかりで考えない人も問題ですが、とにかく人の話を聞かないのです。
自分で考えることもとても大事ですが、自分が思いつく方法は、自分が経験したことからしか出てはきません。
他者の話を聞く、特に成功者の話を聞くということは、成功までのプロセスを経験者から教えてもらえるということです。
しかし話を聞いても行動をしなければ、なんの意味もありません。
行動する
↓
話を聞く
↓
行動する
ひたすらこのルーティーンを成果が出るまで続ける必要があります。
いくら行動をしても間違った、成功に結び付かない行動をしていても意味がありません。
行動を無駄にしないためにも、自分の行動が成功に繋がっているのかを成功体験を持ってる人に聞かなくてはいけません。
3-1.聞かないので自己流に陥る
自分のノウハウの優位性が確認できているのであれば、自己流でも構いません。
しかし、その方法を貫けば必ず結果に結びつきますか?と自分に聞いてください。
机上の空論では意味がありません。
実証実験のような場合は問題ありません。
しかし、稼ぐための行動ならば、自己流は遠回りでしかありません。
稼げてないなら、まず自己流を捨てましょう。
そして、再現性の高いノウハウを実直に行ってください。
自己流で行動するのは、稼げる様になってからでも遅くはありません。
3-2.稼ぐ人はどうしてるか
稼いでる人は、謙虚な人が多いです。
人の話も良く聞きます。
分からなければすぐ聞いてきます。
なぜ聞くのかというと、知らないことは調べれば分かります。
しかし、調べるためにはどうしても時間がかかります。
答えを知っている人が目の前にいれば、その人に聞くのが1番早いです。
稼げない人は聞く(知らない)ことが恥ずかしいと考えています。
稼ぐ人はそんな些細なことを全く気にはしません。
それよりも今知ることが大事です。
ここでも早い遅いの行動の分かれ目が出ます。
4.せどりで稼げない人は間違いを認めない
人は間違いを指摘されてもなかなか認めることができません。
特に日本人に多いですが、失敗はしてはいけないものという教育を受けてきたことが大きな原因です。
そのため、多くの人は間違い=失敗と考えてしまいますが、間違いや失敗を繰り返すことで、人は成長をします。
分かりやすい例で言うと、赤ちゃんが歩けるようになるまでには数えきれないくらいの失敗を繰り返して、やっと歩けるようになります。
寝返りではハイハイをするための筋力をつけます。
ハイハイはつかまり立ちをするための筋力やバランスを鍛えます。
つかまり立ちは歩くための筋力やバランスを鍛えています。
その間に、どれだけ転んでも起き上がり、挑戦し続けます。
行動を続けて初めて稼げるようになるということは、こういうことです。
間違いを認める、失敗を認めることは成長する絶好のチャンスです。
認めない、目をそらすということは、成長する機会を自ら手放しているということです。
もちろん一度も失敗しないで成功することができれば、それは素晴らしいことです。
しかし、早い段階で小さな失敗することで、将来起こりうる大きな失敗を回避する危険の予測ができるようになります。
大きな成功を収めるためには、小さな失敗を早いうちから繰り返しておいた方がいいということです。
失敗してしまったら、やり直したらいいだけです。
間違ったら素早く修正をしましょう。
これが成功への最短距離です。
4-1.間違いを認めたくない理由がある
うすうす間違いに気付いたとしても、間違えを認めるのが恥ずかしい、間違いを認めると今までの時間が無駄になる、間違いを認めることで自己顕示欲が傷ついてしまう、
このような間違いを認めたくない理由があります。
プライドが高い人ほど、間違いを認めません。
しかし、プライドだけでは稼ぐことはできません。
稼ぐことと、プライドはどちらが大事ですか?
4-2.稼ぐ人はどうしてるか
稼いでる人は、間違いに気付いたらすぐに認めます。
そして間違いを直します。
間違ってることを長々と続けることほど無駄な行動はありません。
間違いを認めると、プライドが傷つくように感じます。
しかし、稼いでる人はプライドに何の価値もないことを理解しています。
プライドではご飯を食べていくことも家族を養うこともできません。
武士は食わねど高楊枝ということわざがあります。
このことわざからも、稼げてない、自信がない人ほどプライドが高い傾向があります。
稼いでるのに人の話を受け入れて謙虚な人が1番かっこいいと思いませんか?。
それを目指していきましょう。
5.せどりで稼げない人はあきらめる
行動してもすぐ諦める人は、なにをやっても成功しません。
1度の失敗で自分には無理だと判断してしまうのは早すぎます。
失敗するまでやるならば、まだ良いかもしれません。
1度も失敗しないで稼げるようになれればラッキーくらいに考えましょう。
1つのことを続けていて失敗をすることは自然なことです。
間違いを認めないのにすぐ諦めることは、矛盾してるように感じるかもしれませんが、間違いを認めないということは、稼ぐことを諦めているということです。
行動するのを諦める=稼ぐのを諦める
間違いを認めない=稼ぐのを諦めている
全てのことが噛み合っています。
5-1.あきらめることには理由がある
成功体験の少ない人は、物事に対して消極的な傾向があります。
どうせ自分が頑張っても、と卑下してしまう人も少なくありません。
それを打ち破るためには、行動するしかありません。
1度でいいので、限界まで行動してみましょう。
5-3.稼ぐ人はどうしてるか
稼ぐ人は成果や結果が出るまで、諦めず行動し続けます。
結果や成果が出てから次の行動を考えます。
成功してる人がいるということは、成功するための方法が必ずあるということです。
学ぶという言葉は、真似る、を語源としています。
成功事例を参考に、成功を目指すのだからあきらめる必要がありません。
稼げてない場合は、必ず理由があります。
稼いでる人はそこを修正しながら挑戦をしていけば、成果は出ること知っているため、簡単に諦めることはしません。
まとめ
せどりで稼げない人に共通する個人が持つべきではない5つのマインドセットについてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか。
稼げない人は本当に行動しない人が多いです。
今行動出来てない人は、行動するだけで稼げるようになる可能性もあります。
まずは行動してみましょう。
そして行動してるのに稼げてない人は重症です。
行動が足りないのか、使ってるノウハウが稼げない物なのか、
ノウハウは正しいのにやり方が間違ってるのか、、、
稼げない理由は人によって様々です。
教えてもらった人や、稼いでいる人に話をして、まずは稼げていない理由を探しましょう。
自己投資は簡単ではありませんが、最短距離で成功するためには欠かすことができません。
稼ぐための必要経費だと言い聞かせて、ぜひチャレンジしてください。
もちろんその分行動もしてください。
人の話を聞かない、間違いを認めない人は性格の問題なため、改善には時間がかかります。
すぐ諦める人は最後まで絶対稼いでやるという強い信念と覚悟を持ってものごとに取り組んでください。
もう少し頑張れば稼げるところまで来てる人も非常にもったいないです。
いろいろ述べてきましたが、稼げてない人は、今やっているなんらかの行動を見直す必要があります。
稼ぐまでは大変ですが、稼げる様になった時には、なんで今まで苦労していたんだろう、と思えるようになります。
特にせどりのようなビジネスではそれくらい稼げることと稼げないことが紙一重です。
まだ稼げていなかったとしても、実は稼げる寸前まで来ているかもしれません。
やっていることが少しだけずれているだけかもしれません。
結果を掴むために、頑張りましょう。