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ここでは、モノレート判断と個数判断について解説していきます。

モノレートを見て仕入れ判断するときに一つだけ考えてほしいこと

商品をリサーチし、仕入れる際に1つだけ絶対に意識してほしいことがあります。
それは、

過去にちゃんと売れている商品を買うということです。

いや、当たり前じゃん。
と思われるかもしれませんが、

数々の仕入れ同行や在庫チェックなどをした結果、
ほとんどの人が判断を誤ってしまいます。

https://youtu.be/wf5craHLp24

もちろん人間ですからミスはありますが、

売れていない商品を買うことで
あなたはその商品を仕入れた金額以上に損をします。

 

リサーチしていると、とても高い利益を得られそうな商品がある場合がありますが、
それがちゃんとその価格で売れているという根拠がないといけません。

 

http://mnrate.com/item/aid/B00H2HV1BG

この商品が1500円で販売されていたとします。

せどりすとプレミアムで利益額を確認します。

 

 

この商品は粗利額が5800円です。
粗利額で見ると仕入れたい商品ですよね。

ではモノレートを確認しましょう。

 

この商品は、3ヵ月で1つしか売れていない商品です。

したがって原則”仕入れ対象外”になります。

この商品を仕入れてしまう人の思考は、
「利益がかなり高い!ヨッシャー!」という思考でしょう。

でもこれでは、売るまでにどれくらいの期間かかるか想像できません。
なのでわたしの中では基本失敗仕入れに該当します。

せどりを始める人の多くは、
資金がないけどお金が欲しい人が圧倒的に多いです。

そして現状のせどり業界のことを考えるとまず最優先するべきことは
商品を回転させ、資金をまわしていくという思考です。

この考えだけは絶対に忘れないようにしましょう。

あなたがもし、1ヵ月後に100万円必要になったとしても、
店舗せどりでは100万円を翌月に用意できるポテンシャルがあるのですが、

 

こういった低回転商品を取り扱うのが当たり前になると
現金化するのが非常に難しくなってしまいます。

回転率を簡易的に見る方法として、
Amazonセラーセントラルのトップページから【在庫】→【在庫健全化ツール】で確認できます。

ご自分の在庫状況をしっかりと把握しておきましょう。

参考までにわたしの在庫健全化を掲載しておきます。

 

※一部リピート商材は同SKUを繰り返し使っているので
保管日数が長いように表示されています。

さて、商品は仕入れないということをお伝えしましたが、
商品の回転率の指標は?ということを説明します。

わたしの場合は、

高回転は月に15個以上売れている商品
中回転は月に15個未満8個以上の商品
低回転は月に8個未満2個以上の商品
超低回転は月に2個未満の商品

という目安を作っています。

在庫内の構成としては、

高回転75%~80%
中回転20%~15%
低回転4%
超低回転1%

といった構成を意識しています。

とにかく国内せどりは回転を高めることを意識しています。

一方で回転が悪くなるにしたがって商品の

粗利額や利益率は高くなっています。

この構成は原則ブレないようにどういった商品を仕入れたかを常に把握していますが、
必ずしもこの構成を遵守しているということはありません。

 

 

この構成を変動させる要因は、

その商品の粗利額、利益率、同商品のライバルの数、他販路での販売状況、
他販路での在庫状況

上記によって変わります。

〇ロングテールの思考

極端な例を挙げると、

新品タブレット
仕入れ:5000円
回転:半年に1個売れる

の商品を見つけたとします。

上の考え方では”仕入れない”という選択になりますが、
なぜ”仕入れない”と決めたのか

根拠を強める作業をしましょう。

この6か月間で売れたのは新品なのか中古なのか?
その価格はいくらか?

ということをまずは調べます。

 

 

今回の商品は中古が3万円で売れていると推測されます。

次は12ヶ月や全期間を見て、
じゃあ新品商品は直近だといつ売れて、いくらで売れたのか?
を探ります。

 

 

恐らく7/9あたりに45362円で販売されていますね。

そうすると45362円が新品での適正価格、中古でも30000円で売れていることから
30000円~45362円では売れるかな?
と仮説を立てます。

それぞれ30000円と45362円の利益計算をして最大値と最低値を取ります。
このどちらでも十分な利益を得られるならほぼ仕入れても良いのですが、

それに加えて、時間軸というものと利益のトントンの値も算出します。

時間軸は、一番直近で売れた時期が5年前と1年前と比較すると
やはり1年前の方が売れる可能性が高いからです。(ジャンルによる)

わたしの場合は1年半を目安に仕入れ対象の根拠レベルを定めています。

・直近売れた時期が1年前(仕入れると判断しやすい)
・直近売れた時期が5年前(もっと調べないとわからない)

利益トントンの値は5000円で仕入れていくらで販売すればプラスマイナス0か
算出しておくと、
極端ですがそのトントンレベルまで値下げしても売れてしまえば
ほぼ損はないということが把握できるからです。

次は全期間などで、それなりに出品者が存在していて、
価格も適正だったときの回転率もある程度把握します。

よく売れた時期の回転が月に1個の場合ですと、
たまたま売れたなどの場合があるので、
適正価格で販売されている時期の回転率の把握は必須です。

そして忘れてはならないのは、ライバルの数です。

同じ商品に出品者が10人同じ金額で出しているのと、
ライバルが0人ではやはり値下がりリスクや
ロングテールの中でも最低限の回転率を維持できるので

しっかりと確認しましょう。

こういう過程を経て、十分な利益額、ライバルがほぼいない、適正価格のときはそれなりの回転
あまり古すぎない

商品であれば仕入れるという判断になります。

この過程が不安であるならば最初は仕入れないという判断でも良いです。

あなたは【見込み利益】を逃してしまいますが、物販の最大の敵である【在庫リスク】からは
逃れることができます。

見込み利益や利益率を稼いでいるのではなくて、実利を稼いでいるので
不安ならば、仕入れないという選択をできるのも上級者になるために必要です。

 

大量買い・縦積み判断

 

大量買い、縦積み、誰もが憧れるフレーズです。

ほとんどの人がそこにある在庫全てを買うことに快感を覚えてしまい、

やってしまうのですが、

 

大量買い、縦積みは緻密な計算がなければ絶対に出来ません。

 

大量買い縦積みのメリット

・一撃数十万円の利益が容易

・値引きがしやすい

・出品が効率的にできる

・カートが取りやすい

・プロモーション割引利用でまとめ買いしてもらいやすい

 

大量買い縦積みのデメリット

・値崩れしたら買った商品を売るだけで赤字が続く

・資金繰りが悪くなる

・売り切るまでに時間がかかる

・価格競争のきっかけを作る

 

ということです。

 

リサーチして、利益が取れそうだから全部ください!

ヨッシャー利益20万だ!

 

なんて言っている人は、やめた方が良いです。

 

 

では大量仕入れに必要は要素はなんだ?ということになりますが、

 

・keepaやモノレートでの価格推移とAmazon本体の在庫状況

・出品者の増減

・市場の在庫流通量

・いついつまでに売り切るかという明確なプラン

・どこまで値崩れを許容できるかの判断

・全て利益を取ろうと思わない

・損益分岐点を考える

 

 

縦積みするにはこれくらいのことを考えて仕入れているわけです。

では具体的に解説していきますね。

 

 

keepaやモノレートでの価格推移

 

これは、縦積みしようとしている商品が過去数か月安定した販売価格で推移しているかを見ます。

 

たまたま今だけ価格が高くなっていないかということや価格の上下が激しくないかを見ます。

相場が荒れる商品は

仕入れ時の想定利益よりも下がってしまうことが多々あるので注意が必要です。

 

はじめの予想利益の段階で比較的辛め(厳しめ)に見ておくと良いでしょう。

 

 

出品者の増減

 

出品者が直近では増えている商品は危ないです。

どこかで同じようなセールや安売りなどをしている可能性があります。

 

他店などの状況を店員さんに聞いて確認しましょう。

モノレートユーザーなども参考にできるでしょう。

 

どれだけ、その商品を買う可能性がある人がいるかということを確認します。

 

市場の在庫流通量

 

店舗で買う場合は、系列店の価格、

系列ではない他店舗の価格、

 

価格コムなどのネットの在庫状況を見ます。

 

 

あまりに市場に出回っている商品は、

出品者が群がることもあるので注意が必要です。

 

出品者が群がるということは、価格の下落を意味します。

みんな我先に売りたいですからね。

 

そうなる前に事前び予防することはできますので

しっかりと把握しましょう。

 

いついつまでに売り切るか明確なプラン

 

商品を縦積みするとき、その商品をいつまでに売り切る!という

プランがないといけません。

 

だらだらと在庫を保有することで保管料もかかりますし、

それだけ値崩れのリスクにさらすことになります。

 

通常回転率を高めるためには、商品は1ヵ月で売りぬかなければいけません。

 

1ヵ月というプランでいく場合、1ヵ月で売りぬく個数のみしか買わないという選択です。

 

その個数の目安となるのがカート付近の出品者数出品者在庫1ヵ月の販売個数です。

 

 

この商品は月に40個売れていて、

仕入れ価格は300円でした。

 

十分な波形で出品者数も増減があまりありません。

 

 

※ここではAmazonではなく通常のセラーとして考えてください。

 

カート価格付近の出品者が4名

(1980円もいれて計算してしまう)

在庫数も全部で13個です。

 

 

1ヵ月40個売れているので、

 

40(1ヵ月の販売個数)-13(セラーの在庫数)=27(1ヵ月で売り切る量の最大値)

となります。

 

理論上、そして自分の都合よく考えて最大27個は1ヵ月で売り切ることができると仮説をたてられます。

 

それにあとは市場の在庫量は値崩れの許容範囲なども含めて縦積みの個数を判断するができます。

ここに絡んでくる要素は資金面はどうか?値崩れは?出品者が増えないか?などですね。

 

 

 

これはあくまで理論上ですので、実際に月100個売れている商品を

2ヶ月分買う作戦もありますので、ご自身の資金に合わせて調整しましょう。

 

個数判断に正解はありません。ただ、不正解はあります。

間違った方法でなければ挑戦して成功体験や失敗から学び、成長していきましょう。

こういった思考で縦積みするとしっかりと成長できます。

 

全て利益を取ろうと考えない

 

縦積みするのであれば利益の最大値は取りに行きますよね。

ようは一番利益が取れるであろう個数を買うということ。

 

1個500円の利益がでる商品で、

100個買えば5万円の利益。

 

でも値崩れが怖いから・・・と

あまりに少なく買うのは「機会損失です」

 

あくまで最大値を取りに行くためにほんの少し攻めましょう。

 

例えば100個買ってしまったことで20個がプラスマイナス0だったとします。

 

そうすると80個分の利益だけなので利益額は4万円です。

 

 

ここでほとんど人が

「値崩れしてしまった・・・」と嘆いてしまっていますが、

実はそれはそれでOKという解釈が正しいです。

 

縦積みした商品は全てで利益を取るのではなく、

グロスで考えるのが大事です。

 

商品の仕入れや販売でもそうですが、点で考えるのではなく、

面で捉える思考が大切です。

 

 

もちろん、その個数判断が間違っていなかったか?

という検証は必要ですが、

ビビって全然買えないよりも

グロスで考えて大きく仕入れた方が確実に利益はでます。

 

なので縦積みするときは仕入れた商品全てて利益を取るという考えではなく、

グロスで利益を取りに行く意識でやってみましょう。

 

損益分岐点を考える

 

縦積みの際に意識する最後の点は、何個売れば損益分岐になるだろうかということです。

資金繰りの悪化を最小限にする意味合いがあります。

 

 

もろもろ手数料が引かれ

粗利:500円

仕入れ個数:100個

仕入れ額:1個100円

 

とします。

仕入れ額は100円×100個=10,000円

見込み利益は500円×100個=50,000円

です。

 

当然見込み利益は、100個全て売り切って実利益となります。

 

この商品を販売することによって、

毎回600円が銀行口座に振り込まれることになりますが、

その振込金額をもとに計算していくと

10,000円(仕入れ額)÷600円=16.66

 

つまり17個が損益分岐点ってことになります。

 

この計算を基に考えると、1個や2個売れたのでは、

キャッシュフローではまだ赤字ということを認識してください。

17個売れてから初めてプラスになるという認識でいましょう。

 

 

この例の計算はかなり高めの利益率になっていますが、

実際は半分以上売らないとキャッシュは+にならない

ケースも多いので、しっかりと頭の中で計算して、

縦積みをするように意識してください。

 

 

値崩れすればするほど、

損益分岐を迎える個数は上がってきてしまいます。

 

 

出品者なしの仕入れ判断

 

店舗リサーチしていると出品者のいない商品を見つけることがあります。

 

なぜかこれを見過ごす人が多いのですが、

お宝になる可能性が非常に高いのでしっかりと確認しましょう。

(【独占販売】って言葉は好きなのにね。笑)

 

 

ランキング24万位

出品者なし

 

 

出品者なしだからなのか、

ランキングが24万位だからなのか、

詳細を見ないのはもったいないです。

 

これはお宝の可能性が高いです。

 

 

適正価格を見つける

 

まずは直近でいつ、いくらで売れたのか確認します。

 

そのときモノレートが3ヵ月のデータだけでなく、

6か月も12ヶ月もみます。

それでも出ない場合は【すべて】も見て、

売れている時期を探します。

 

 

3ヵ月で0個

 

6か月で1個

 

 

 

 

全期間にすると【出せば売れるのかな?】という仮説になりますね。

 

売れている値段を見ましょう。

売れている直近の金額を3つ程度比較します。

 

 

その金額の最大値で利益計算しましょう。

そして直近売れている金額の最低値も一緒に出します。

 

 

あとは、ポツポツ売れているときの回転や

仕入れ額と販売額を入力し、

十分に利益が取れるかを判断して購入します。

 

仕入れて出品する際の注意点

 

出品者なし商品を

仕入れて実際に出品する際は、少し価格を上乗せして出品しましょう。

 

その商品でなければだめな人も一定数いるので、

需要があって、出品者が1人だった場合は高くても購入

されることがあります。

 

 

例えば適正価格(直近売れた金額)が2000円だった場合、

2980円とか2480円から出品し、

 

1週間くらい反応を確認して、

徐々に下げていくイメージです。

 

 

最終的に売りぬきたい時期は決まっているはずですから、

その期日に向かって徐々に下げていきましょう。

 

最後に

 

モノレート判断は日々の意識と経験で上達具合が全然違います。

 

仕入れもそうですが、モノレート判断においても

しっかりとなぜそういう選択をしたかという根拠を持ちましょう。

 

せどりはモノレートをしっかり読めれば

ほとんど不良在庫などはなくなり、

健全な経営が可能になります。

 

 

在庫ほど怖いものはありません。

 

 

しっかりと繰り返し実践し、

自分の力にしていきましょう。

 

 

では、

モノレート判断については以上になります。

 

 

 

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