
ビジネスにおいて、計画的になかなか進めることができないとお悩みではありませんか?
自分が前もって仕事のプランを立てていてもなかなか思い通りに進めることができない人は少なくはないでしょう。
やる気があるという人でも、やる気があるだけではなかなか行動を習慣化できるわけではありません。
では、確実に行動を習慣化するには一体どうすればいいのでしょうか?
今回は、なかなか行動を習慣化できない人に向けて、確実に習慣化する方法をお伝えします。
しっかり今回ご紹介する方法を身に付け、これまで行動を習慣化できていなかった人はぜひ習慣化できるようにしていきましょう。
1.Step1.箱をイメージする
まず、行動を習慣化するための一つ目のStepは、普段の生活から空きを作ることです。
普段の生活では、風呂に入ることや、歯磨きをする、ご飯を食べることは当たり前のようにしていませんか?
おそらくあまり何も意識せずに一日のスケジュールの中に入っているでしょう。
このように、ほとんどの人は毎日同じルーティーンで生活しています。
「習慣化」ができているのです。
では、これらを習慣化できているのに仕事ややるべきことを習慣化できていないのはなぜでしょうか?
これは、すでに習慣化されている一日のスケジュールに空きの状態がないからです。
ですので、新しい習慣を身に付けようと思っていても、これまでの習慣に邪魔されてしまっている状態であるため、なかなか新しい習慣を身に付けることができないのです。
ということは、新しい習慣を身に付けたいのであれば、何か一つこれまでの習慣から除外してあげなければいけません。
一日の中で一番いらないと感じた習慣を思い浮かべてみてください。
2.Step2.必要がないものを消す
さきほどの説明から自分のこれまでの習慣を振り返ることはできましたか?
思い浮かんだら、次は思い切っていらないと感じた習慣を除外してみましょう。
ここで、除外する際に、スマホを見る時間やお酒を飲む時間、趣味に使う時間など、娯楽的要素のものを除外しようと考えがちです。
このような時間を除外することが一番手っ取り早いのですが、実はハイリスクなのです。
無理やり娯楽的要素のあるものを除外して他の習慣を身に付けることができたとしても、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まってしまい、最終的には過去の娯楽的要素があった時の方が良かったと感じ、習慣化が結局できなくなってしまう状態になりかねます。
ですので、除外する覚悟ができていたとしても、娯楽的要素のものにかけている時間をしっかり把握し、無理のないように少しずつ除外していくことが一番習慣化できる方法でしょう。
ゲームをする時間が1時間、スマホを見る時間が2時間あったとすると、
ゲームをする時間が30分、スマホを見る時間を1時間30分にすることで、以前と比べて空き時間が1時間増えることになります。
この空き時間をうまく使っていくことで習慣化できるようになりますし、さらに娯楽的要素のある時間を減らしていくことで、自分の習慣化したい時間を多く作ることができるようになります。
3.Step3.見える化する
続いて、これまでの習慣から除外するものを決めたら、習慣化したい物事を見える化することです。
習慣化したい物事をはっきり目で見えるようにすることでやる気の向上にもつながります。
目的地まで徒歩で向かっていたとして、目的地まであと○キロと残りの距離がわかっているのとわからない状態のままただひたすらに歩くのとでは精神的にも肉体的にも疲労が変わってきます。
このように、自分の習慣化したい物事を見えるように知ることで習慣化に成功する確率は高くなります。
ノートなどを用意して、習慣化したい物事を書き込み、できた日にちを確認していくことをおすすめします。
スケジュール帳などに書き込むと見やすいので特におすすめです。
4.Step4.毎日継続する
最後のステップとして、毎日難なく継続できるようになれば習慣化できたといえるでしょう。
お風呂に入るのも歯磨きをするのもやる気の有無でするしないを決める人は少ないはずです。
自然と寝る前など決まった時間に行う人が多いです。
それと同じで、習慣化したい物事も自然とできるようになればOKです。
ひとつ、毎日継続する方法のヒントとして、娯楽的要素の時間を、習慣化したい物事を終えてからしかできない習慣をつけることもおすすめします。
動物園やイルカショーなどは、動物たちにパフォーマンスをしてもらった後に餌を与えます。
このように、物事を終えてから自分の欲求を満たしていくと習慣化が身に付きやすくなります。
是非実践してみてください。
5.行動を確実に習慣化しよう
このように、今回は習慣化がなかなかできない人に向けて、確実に習慣化する方法を順番にお伝えしました。
今回お伝えした内容のおさらいとして、
・普段の習慣化しているものを振り返る
・不要な習慣化を除外する
・習慣化させる物事を見える化する
・毎日継続する
この4つを意識するだけで習慣化できる可能性はぐっと高くなります。
それまでなかなか習慣化できなかったという人は、ぜひ今回の方法を実践して、歯磨きやお風呂に入ることと同じように習慣化できるようにしていきましょう。