
ビジネスにおける問題点を一人で抱えていませんか?
人は誰しも一人では生きていけず、必ず他者との関わりが発生します。
それと同じようにビジネスにおいて、たとえフリーランスであっても孤独でいることはやる気やモチベーションの問題につながります。
そのときに、どうやって自分以外の人間と付き合うかどうかが、今後の生き方を大きく二分することでしょう。
一見ビジネスに関係のなさそうな話題ですが、実はビジネスなんかよりももっと広い視野で見ても、とても大切な考え方になります。
そこでまずは一人で頑張ろうとしたり一人で悩む原因を理解しましょう。
そして一人で頑張るのを辞めるトレーニング方法をやってみて下さい。
その他にもやる気やモチベーションに関する記事が書かれていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
参考:やる気がなくビジネスでもサボる癖がついている方必見!克服する方法は?
1.ビジネスで一人で頑張ろうと考えてしまう原因
「一人でがんばらなきゃいけない」と思う人の根底には、ありのままの自分には価値がないという感覚ではないでしょうか?
例えば、「自分には価値がないから誰かに頼ってはいけない」や「自分の悩みなんか他人からしたらどーでもいい」さらには「がんばらなきゃ価値を認めてもらえない」というような思いです。
こういった「ありのままの自分には価値がない」という不安が、つい自分をがんばらせ、他人に頼ることや相談することを躊躇させるブレーキになっています。
まずはこのように原因を追究していくようにしましょう。
2.人に頼ることで得られるメリット
自分の中に限界値を超えて溜め込んでいるモヤモヤやイライラを出してしまいたいですよね?
負の感情を出すことでとにかく気持ちが楽になります!
その為には相談し味方をつくりましょう。
実は悩みを相談することは、自分の弱みを見せ手の内を明かすということです。
つまり、相手に対して「私はこれくらいあなたを信頼してますよ」
というメッセージを発することになります。
それに対して、「この人はこれほど信頼してくれたのだから自分も何かしてあげたい」「お返しをしたい」という気持ちになりませんか?
相談することで初めて
「お、こいつがんばってほしいな」とか「幸せになってほしいな」みたいに思ってもらうきっかけができ自然と味方ができるのではないでしょうか。
つまり、仲間が増え応援されることで負担が減りさらに自分の発想を超えたアドバイスがもらえるといったことです。
3.個人だけでは限界がある
結局どんなに頑張っても、自分一人だけの力では限界があることを実感したことある人は多いことでしょう。
ですが、大人になると知識やプライドが邪魔して、そう簡単に他人に助けを求めたり、頼ったりできなくなりますよね?
『人間ひとりでできることなんて限られている』ということを忘れず、未熟な自分を受け入れる謙虚な姿勢はとても大切なことです。
そして困った人がいたら無条件に助けてあげましょう。
それは知り合いでも、知り合いでなくても、道行く人でも同じです。
それが、自分が困ったときに助けてもらえる唯一の方法となります。
4.人を頼り、頼られるようにするには?
ずーっと一人でがんばってきた人、そうしなきゃいけないと思い込んできた人にとっては人に頼ったり相談したりすることはけっこうハードルが高く、いきなりはできません。
だって自分には価値がないと思ってますよね?
いきなり「一人でがんばるのをやめる」なんて人によっては死ぬほど怖く感じるのではないでしょうか?
その為少しずつ出来るようになる為の簡単なトレーニング方法を紹介します。
4-1.自分のことを人に話す
トレーニング方法は世間話として自分のことを人に話してみましょう。
『自分が思ってること』『自分が感じてること』つまり、自分の内面のことを会話のネタとして話すことです。
例えば「超どうでもいいんですけど」なんて枕詞を置きつつ、「いまおれめっちゃ鍋食いたいんですよねー」
これだけです!
たったこの話だけで自分の日常や感じたことなんか他人にとっては価値がない(だから話してはならない)っていう思い込み(メンタルブロック)を緩めることにつながります。
「こんな話しても相手は興味ないだろうな…」みたいにあんまり重く捉えず、単なるネタ振りとして、「どーでもいいけど自分の話を投げてみるかー」「続かなかったら別のボール投げれば良いやー」くらいの軽い気持ちで練習してみてください。
やってみればわかりますが、思いのほかどんなボールを投げても会話のキャッチボールって続くんですよね。
雑談力が上がり、自分の日常や感じたことなんか他人にとっては価値がない(だから話してはならない)っていう思い込みを解除することで他人に素直に頼ることができるようになっていくのでおすすめです!
5.やる気を上げるためには周囲と協力することが大切
これから先色々な依頼やお仕事があると思いますが、もしビジネスにおいて判断に迷うことがあったら、そのときには自分ではなく“相手の為になること”を選んでいきましょう。
自分一人でできることなんて限られているのだから、人に助けられ、そして助けることのできる自分でいようとすることは、相手に親切心が伝わりビジネスにも一貫性がでます。
そんな小さな行動の積み重ねが、長期的に必ずあなたを助けてくれるでしょう。