
「今日はやめておこう」「また明日にしよう」
というようにあなたはビジネスなどでサボり癖はついていませんか?
もし冒頭のような感情になってしまったり、何をするにしても後回しにしてしまう人はビジネスで稼ぐにあたって、かなりこの先厳しくなってきます。
ですが、今回お伝えする内容で、やる気がなくビジネスでもサボる癖がついてしまっている方に向けてサボり癖を克服する方法を紹介していきます。
また、
ビジネスにおいてやる気のない自分を〇〇することがモチベーションアップの秘訣だった!
こちらの記事もご覧いただくことであなたにサボり癖がなくなり、やる気が上がるかもしれません。
やる気を上げるためには様々な手法がありますのでぜひ参考にしてみてください。
1.まずは自分で気づくこと
自分にサボり癖があるかどうか気づくことができるかがかなり重要になってきます。
やる気はあって自覚がなければ解決しようという意思も生まれませんからね。
問題を整理するためにも、まずは自分がサボり癖があるかどうかを見極めていきましょう。
1.やるべきことを先送りにしてしまう
締め切りまでまだ時間があるから大丈夫、このようにやるべきことを先延ばしにして、後回しにしてしまうことがよくあればサボり癖があるかもしれません。
2.取りかかるまでに時間がかかってしまう
仕事を始めてもいまいちやる気がです、ダラダラした時間を過ごしてしまうなど、やる気が出るまでの時間がかかってしまうことはないでしょうか。
3.作業と関係のないことをしてしまう
いつの間にか関係のないサイトを見ていたり、SNSを開いていたりしていませんか?
集中力がなかなか続かず、すぐ関係のないことをしてしまうことがよくあれば注意が必要です。
4.仕事が終わると満足してしまう
この仕事終えたら休憩しよう、と思っているうちにやる気がなくなり、休憩を長引かせてしまうことがよくありませんか?
この4つのいずれかに当てはまったら、あなたはサボり癖がある傾向にあります。
ぜひご自身で振り返って確かめてみてください。
2.サボり癖を克服しよう
ここまでで、サボり癖がついていると自覚した人もいることでしょう。
しかし、心配することはありません。
解決すべきことがわかったので、それぞれのポイントごとに対処法を紹介していきます。
サボり癖を乗り越えて、しっかりと仕事に臨める体制を整えていきましょう。
2-1.ToDoリストにあらかじめ入れておく
スタンフォード大学哲学科名誉教授のジョン・ペリー氏によるサボり癖の対処法は、ToDoリストの1番上に、最もやりたくなくて、途方に暮れてしまうことを入れておくことです。
そして、その下に、他に先送りにしてしまっているやるべきことをリストに追加していきます。
1番上にやりたくないことをおくことで、その他のものが軽く見える効果があり、腰が重かった作業も不思議と進めることができます。
それらを全て片付けた後にリストの1番上の項目に取り掛かると、うまく片付けることができるのです。
これを繰り返し、本当にやらなければいけないことをクリアしていきましょう。
2-2.環境を整える
環境は人を大きくコントロールするものと言われています。
作業に集中することができるのを待つよりも、作業に集中することができる環境を整備することの方が重要であり、早いということです。
環境を整備する時に大切なことは、何が今障壁になっているのかをしっかりと分析することです。
たとえば、仕事中に周囲の雑音が気になってしまうという方であれば、イヤホンで音楽を聴きたり、耳栓をするなどの方法を取ることができます。
もしくは、身の回りを整理することで、目の前の作業に集中できる環境を構築することも有効な手段だでしょう。
物理的に環境を整備することが難しい時は、ツールを使うことも良い手段です。
仕事にパソコンを使う人は多いかと思いますが、仕事中についついネットサーフィンをしてしまう、という方も多いと思います。
そのような方は、Super Kiwi Cloakなどのツールを活用し、ブラウザの利用を制限することをお勧めします。
このツールでは、登録したwebサイトへのアクセスを設定した時間内はシャットアウトしてくれる機能があります。
また、1時間おきに10分間使うことができるなど、細かい設定をすることも可能です。
やる気やモチベーションは自分だけのコントロールだけでは、どうしようもないときも多々あります。
変動しやすいものに頼るのではなく、意識的に環境を整備することで意識的にやる気やモチベーションを高め、結果につなげることができるでしょう。
2-3.作業を分割する
「スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」などの著者でもある、大橋悦夫氏は、仕事の取りかかりをダラダラせずに早く取り掛かるために、作業を非現実ワークと現実ワークに分割することを勧めています。
非現実ワークとは、いつ終わるのか具体的に見えない仕事のことを言います。
例えば、大掛かりな掃除や、大事なプレゼンの準備などが当てはまります。
なんとなく大変そうな気がする、どこから片付けていけばいいのかかわからない、というようなイメージを第一に持ってしまうため、取りかかりにくく感じてしまうのです。
それに対して、現実ワークとは、短い時間で終えることができるタスクや、行動と結果がすぐに結びつきやすい仕事のことを言います。
例えば、机の上の整理や、メールの返信などです。
そして、仕事をどんどん取り組んでいくためには、非現実ワークを現実ワークに変換させていくことが重要です。
その主な方法は以下の通りです。
1.最終的なゴールを確認する
2.ゴールまでの行程をいくつかのパートに分ける
3.それぞれのパートごとに目に見える成果物を決める
4.その成果物を作るための具体的なアクションを決める
5.4のアクションが「現実ワーク」になっているか
確認する(なっていなければ「現実ワーク」になるまで分けていく)
6.1つのアクションが次のアクションの準備になるようにする
7.各アクションをスケジュールに割り当てていく
8.スケジュールに従って、淡々とアクションをこなしていく
新しい製品の企画を作る場合、これは最初は非現実ワークに分類されます。
現実ワークにするために、必要な工程を分解して、それぞれの目標成果物を決めていきます。
まずは類似商品や市場にニーズなどのリサーチを行っていきます。
次に、リサーチ結果をもとにしてアイデアをとにかく書き出していきます。
たくさん出したアイディアをいくつかに絞ったら、その内容を企画書にまとめていきます。
このそれぞれの業務をいつまでに終了させるべきなのかを逆算し、スケジュールを立てたら完了です。
これはあくまで例ではありますが、どこまで具体化をすればあなたにとって現実ワークになるのかを考えながら進めていってください。
現実ワークに変換するときは、行動をしてから結果が出るまでの時間をできる限り短くなるようにし、結果が目に見えるようにしましょう。
そうすることで、ゴールの見える目標だけに取り組むことになるため、気が重い仕事への抵抗を減らしながら取り掛かることができます。
2-4."うまく"サボるようにする
仕事の合間に休憩をしたくなるのは、当たり前のことです。
しかし、1度休憩をとってしまうと、仕事モードが切れてしまったり、仕事をする時間の余裕がなってしまうこともあるかもしれません。
仕事ができるビジネスパーソンは、がっつりと休憩を取るのではなく、抜きの仕事を合間に挟むようにしています。
抜きの仕事とは、慣れいている業務や、労力を必要としたい仕事のことです。
抜きの仕事を大変に感じる業務の中に散りばめていくことで上手くサボることができます。
このようにすることで、余計な休憩で仕事モードを分断することがなくなるため、集中力を持続させることが可能になります。
代表例となる抜きの仕事は、メールチェックなどのルーティンワークです。
単純な作業など、一見難しそうに見えるけれども日頃から慣れているルーティンワークなど、仕事の順番をうまく変えていくことで効率よくサボりながら仕事を行うことができます。
3.サボらないことがすべてではない
サボり癖がついている方に向けた対処方法を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
苦手なことや難しい目標に対して、やる気やモチベーションを自分の意思だけで高めて乗り越えていくことは、かなり難しいです。
難しい仕事とうまく向き合うことができず、知らないうちにサボってしまう人は、自分のやる気などのせいにしてしまいがちです。
しかし、正しい方法でサボり癖とうまく付き合い、やる気やモチベーションを高めることは可能です。
やるべきことをサボってしまっていると感じたら、なぜ今サボっているのかを分析して、整理していきましょう。
原因を追求すれば解決策を見出すことができますので、性格の問題だと片付けず、しっかりと向き合っていきましょう。