
今や副業の代表格ともいえるせどりビジネス。
多くの副業人が増えてきている中で、せどりビジネスの人口も増えているのは事実です。
でも、まだ始めていない方にとっては「せどりビジネス・・転売と何がちがうの?」「仕入れって難しくない?」このような疑問があると思います。
というわけで今回の記事では、せどりビジネスについて少し掘り下げて、「せどり」と「転売」のちがいや自身が販売する商品を仕入れる仕入れ先などについて解説していきたいと思います。
1.せどりと転売のちがい
まずはじめに「せどり」と「転売」のちがいについてお話していきます。
副業の代表格となってきた「せどり」は、一つのビジネスとして認知され始めています。
しかしその一方で、「転売」に関しては世間一般ではまだまだマイナスイメージを持っている方が多いのが現状です。
では、具体的に「せどり」と「転売」は何が違うのかを解説していきます。
まず、せどりと転売で取り扱う商品に違いはありません。
せどりは定価の商品を安く仕入れて販売する事で、その差額分が利益となって稼ぐ事ができるという仕組みです。
逆に転売は、定価の商品を定価以上の値段を付けて販売し、そこからの差額分を利益にして稼ぐという仕組みです。
簡単に説明すると、せどりは労力に対しての対価で稼ぎ、転売は本来の対価以上を購入者に支払わせて稼いでいるという事です。
そのような商売をしているから、転売ヤーなど呼ばれ、マイナスなイメージを持たれ嫌われる存在となってしまっているのです。
2. 初心者には仕入れは難しい?
初心者の方やまだせどりに挑戦した事のない方からすると、せどりの仕入れは難しいと思うかもしれませんが、ポイントさえ抑えればさほど難しいものではありません。
仕入れついては、商品リサーチが最も重要となりますので、まずはリサーチの仕方を学ぶ事から始めていきましょう。
最も一般的なリサーチ方法が『モノレート』と言われるサイトを活用したリサーチです。
モノレートは、Amazonが商品個別に付与しているASINコードというコードをもとに、商品の売れた数やランキング、出品者の数や出品価格などの情報を瞬時に把握する事ができます。
それらの情報をもとにして「売れる商品なのか?」「どのぐらいの利益が出せるのか?」というリサーチをしていきます。
モノレートを詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
では次に、商品をどこから仕入れればいいのかという問題ですが、大きく分けて2通りあります。
2-1.店舗仕入れ
実店舗で自身の目で品定めしてから、そのままその商品を仕入れるのが店舗せどりです。
店舗せどりは、セールなどで安くなっている商品をリサーチし、「しっかり売れている商品」で「利益が残せる商品」であればそのまま仕入れる事ができます。
仕入れる商品を自分の目できちんと確認できるのも店舗せどりのメリットの一つと言えます。
2-2. 電脳仕入れ(ネット仕入れ)
電脳せどり(ネットせどり)は、文字通りインターネット上で商品の仕入れを行う仕入れ手法です。
仕入れ先はオンラインのネットショップやヤフオクなどがメインとなります。
以前はメルカリでも仕入れる事はできましたが、個人からの購入(仕入れ)となるために管理が難しいので、今後は避けた方がいいでしょう。
3.せどりの仕入れ商品を選ぶ時に気を付けたい事
仕入れ先についてはご理解頂けたと思いますが、ここからは実際にせどりの商品を仕入れる時に気を付けてほしいポイントをご紹介します。
3-1.購入者が殺到するような商品は避ける
実際に商品を仕入れる際に最も気を付けてほしいのが、多くの人が購入できる商品を仕入れる際には十分に注意しましょう。
オンラインのネットショップや大型店舗のビッグセールなどは、数多くの人間が購入する機会となります。
そのため、当たり前のごとく値下げ合戦が始まります。
仮に仕入れて販売できたとしても、リサーチ時点に予測した利益を得るのはなかなか難しいものです。
利益が出せる商品はその他にもたくさんありますから、無駄に焦って購入してしまわないように注意しましょう。
しっかり考えてみて、仕入れられるのは自分だけと確信できた時は、複数まとめて仕入れる事で利益を加速させることも可能です。
4.甘く考えていると失敗する
いかがでしょうか?
今回の記事ではせどりと転売のちがい、そして主な商品の仕入れ先についてお話させて頂きました。
せどりはチャレンジしやすい副業です。
しかし、甘く考えてしまうと仕入れの際に赤字になるような商品を仕入れてしまう事もあります。
最後にお話した気を付けるべきポイントをしっかり意識しながら、仕入れを行うようにしましょう。