
せどりは違法行為ではありません。
それでもせどりは悪だ、クズだ、というように言われてしまうのはマナー違反をしているせどらーが多くいる事が理由です。
気づかないうちにそんな違法せどらーにならないために、どんなことが悪なのかコンサルを受ける前にしっかりと確認をしてください。
せどりのコンサルの内容についてはこちらの記事をご覧ください。
参考:せどりのコンサルって具体的になにをするの?そんな疑問を解決します!
1.せどりは悪い?違法なの?
世間からの見られ方として、せどり=悪というイメージは残念ながらあります。
しかし、せどり行為は違法ではありません。
しっかりとルールに則ってせどりをしていれば、逮捕されることはまずありません。
ではなぜせどり=違法であると思われてしまうのでしょうか。
その大きな原因となっているのが、人気の商品を買い占めてしまうマナーの悪い転売屋や、ダフ屋行為といった違法な転売屋がいるからです。
そもそもせどりとは、お店や個人から仕入れた商品を別のお店や個人に転売をして生まれた差額で儲けるビジネスのことを言います。
つまり、世の中で行われている物販事業のほとんどはせどりであるということができます。
例えばスーパーであっても販売されている商品のほとんどはお店の人が作っているわけではありません。
商品を定価よりも安く仕入れをして、店頭では定価前後の値段で販売を行い、利益を生み出しています。
つまり、スーパーのビジネススタイルもせどりと同じであるということです。
せどり=悪なのではなく、せどりそのものは普遍的なビジネススタイルなのです。
2.違法になる場合の転売も
しかし、せどりは扱う商品ややり方によっては違法になることがあります。
次はせどりが違法になるケースを紹介していきます。
1つ目はチケットの高額転売です。
近年問題になっていることですが、チケットを転売する行為自体は違法ではありません。
しかし、転売目的で買ったチケットを販売することは違法になります。
では何が転売目的と判断される基準になるのかというと、それは販売価格です。
つまり、チケットを購入した以上の価格で転売をしてしまうと転売目的で購入した判断されて違法行為とされます。
しかし、購入価格よりも安い価格で販売した場合は、自分で使用する目的で購入したチケットを他人に譲ったと判断されるので何も問題ありません。
チケットを購入したけれども行けなくなってしまった場合は、公式のリセールサイトを使って転売するなどの方法があるので、安心して取引をしてください。
次に違法行為とされるのは偽物の転売です。
偽物を販売するのは言語両断ですが、特にブランド品などの偽物の販売は、商標権の侵害行為にも該当します。
不正競争防止法とみなされてしまうと、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課せられます。
また、法律で販売が禁止されている物品の転売も違法行為とされます。
具体的には以下の物は販売が禁止されています。
・盗品
・ワシントン条約に接触する剥製、象牙など
・無修正アダルト商品
・児童ポルノ
・爆発物
・銃火器(規定を超える威力を持つモデルガンを含む)
・刃物
・銀行口座
・違法ドラッグ
・契約中の携帯電話
・危険食品(ふぐなど)
これらは無許可で販売すると、即刻逮捕されてしまいます。
知らなかったでは済まされないので気をつけるようにしてください。
最後は脱税です。
せどりで儲けることができたとしても、確定申告をしないでいると、脱税で逮捕されてしまいます。
しっかりと稼ぐことができたらしっかりと納税も忘れずにしてください。
3.クズ・乞食と言われるマナーや犯罪せどらー
世の中には、本当にクズや乞食としか言い表せないような人たちがたくさん存在します。
モラルがなく、犯罪行為を平気でしてしまう人たちが残念ながら一定数います。
そのようなクズ転売ヤーや、乞食せどらーがやっていることをお伝えします。
間違ってもこのようなクズ転売ヤーや、乞食せどらーにはならないでください。
3-1.著名人の死を利用
せどりで稼ぐ王道のやり方は、限定商品を狙っていくことです。
限定商品といっても、初回限定品、数量限定品、地域限定品、来場者限定品など様々な種類があります。
また、生産数が少ない商品だとプレミア化することもあります。
中には中古でも定価並みの価格で販売されているものにも出会うことがあるでしょう。
ここまでは問題があることではありません。
しかし、中には人の死を軽く考えているクズもいます。
例えば、人気のアーティストであればあるほど、亡くなってしまった時の反響は大きいです。
ファンの方は、最期に買えるものをなんとか手に入れたいと思うのです。
そのような人達に対して、クズ転売ヤーは高額転売をします。
転売をして稼ぐこと自体は、悪いことではありません。
しかし、人の死をもお金としか考えていないのは道徳心に反します。
このような考え方の人がいるからこそ、転売のイメージが悪くなっています。
3-2.値段シールの張り替え
値段シールを張り替えてしまうことは、立派な犯罪です。
せどりをしていれば誰もがあと少し安かったら仕入れたのにという経験をすると思います。
そのような経験をするからこそ、普通はスキルアップを目指していくでしょう。
しかし、世の中にはそれが普通ではない人も残念ながらいます。
どうせばれないだろうと考えて、平気で値札シールを貼り替えてしまう犯罪者もいるのです。
このような人は正真正銘のクズです。
3-3.万引き
これは言うまでもありませんが、万引きをして商品を転売するような乞食がいるために、まっとうなビジネスをしている人たちのイメージも悪くなってしまっているのが現状です。
そもそも、転売とは、買ったものを他の人に売る行為です。
万引きした商品を誰かに売る行為は、まず転売とは言えません。
一部の犯罪者のせいで、転売=犯罪というネガティブなイメージにしてしまっていることも事実です。
ルールを守らないものがしていることはビジネスなんかではなく、立派な犯罪です。
4.感謝されるようなせどらーになろう!
ネガティブなイメージが強い競取りですが、実はせどりはお客様から感謝されることをしているのです。
なぜなら、購入者がこの商品が欲しいけどどこで買えるか分からない、という商品をネットで簡単に手に入れることができるようになるからです。
購入者がお店を探し回る手間を減らすことができています。
古い商品や、メーカーが生産をやめてしまった商品はほとんど店舗でも扱いがなく、探すことが非常に難しいものも多々あります。
そのような商品をお客様の代わりに見つけだし、販売するのがせどりの仕事です。
人がなぜネットでものを買うのかというと、買いに行く手間を省ける、探す手間を省けるからです。
せどりは物販であると共にこれらの余計な手間を省かせてあげることができるサービス業でもあるということです。
せっかく自分でビジネスをするのですから、少しでも世の中の人に喜んでもらえるようなビジネスを目指していきましょう。