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仕入れを外注化する

 

せどりの作業の中でも非常に多くの時間を費やす仕入れ。

もし外注化できればあなたの負担は非常に軽くなり、

もっと事業のことを考える時間も確保できます。

 

しかし仕入れといえばせどりの最重要作業です。

仕入れで利益や売れ行き、赤字黒字が決まってしまいます。

 

そんな事業の要でもある仕入れの外注化は一筋縄ではいきません。

 

本記事ではせどりの外注化における最難関、仕入れの外注化について解説します。

 

 

■仕入れの外注化とは

 

仕入れの外注化とはその名の通り、スタッフに店舗に直接行って仕入れてきてもらったり、パソコンで電脳せどりをしてもらうことです。

 

あなたがどんなに優秀なせどらーでも、体は1つしかありません。

 

特売が2店舗で開催されていたら、必ずどちらかにしか行けません。

 

そんな時、仕入れスタッフがいれば2つの店舗両方からせどりをすることができます。

単純計算で利益は2倍です。

 

このように外注化すると仕入れられるチャンスが増え、売り上げが大きくなります。

結果、利益が一気に上がります。

 

というのも、納品やほかの作業と違って仕入れは利益に直結する作業だからです。

 

逆に納品や検品といった作業は利益を生まない作業です。

(もちろん重要な仕事ですが)

 

経営者にとって納品や検品の外注化は利益を増やすためではなく

経営者自身の時間を増やして利益効率を上げるための「守りの外注」です。

 

しかし仕入れは単純に商品数が増え、販売の規模も大きくなるので、

利益効率ではなく利益の規模そのものが増える「攻めの外注」です。

 

直接利益に関わってくるので、教育にも時間がかかりますし、

かなり大変な外注化ですが、

ここを確立するとせどり事業としては一つの到達点になります。

 

 

■外注スタッフを探す方法

 

外注スタッフですが、できれば信用できる方が望ましいです。

と言うのも、仕入れにはお金がかかりますから、

仕入れしてもらうスタッフには現金を渡したり、仕入用のクレジットカードを渡します。

 

誰でもいいというわけにはいきません。

できれば友人や家族に担当してもらいたいところです。

 

特に奥さんや旦那さんがいれば何とか協力してもらえるようお願いしてみましょう。

 

もちろん夫婦とはいえ、何の見返りもなしで働かせようとしてはいけません。

「これくらいの作業をやってくれたらこのくらいのお小遣いが渡せる」

と具体的な金額やプランを提案して見返りがあることを説明します。

 

家族に手伝ってもらうと事業の形態によっては専従者控除として節税することも可能です。

何より信用できるし、腹を割って話ができるという点も魅力的です。

 

ただし、腹を割って話しすぎたせいで、夫婦仲が悪くなるような事態は避けてください。

 

 

家族がダメなら友人や知人です。

専従者控除はできませんが、信頼という点では確実です。

 

サラリーマンだったら日当を渡して休日だけ手伝ってもらってもいいでしょう。

 

フリーターなら空いている時間を手伝ってもらいます。

手伝ってもらった方にせどりの才能があって、

サラリーマンよりも稼げるとわかってもらえたらそのまま引き抜いてもいいでしょう。

 

外注のアルバイトにするにしても従業員にするにしても友人や知人は最適です。

 

ただし、仲良しのなあなあ関係ではだめです。

友人とはいえ、雇用主はあなた。

ここの線引きだけはしっかりつけてください。

 

 

家族もダメ、友人もだめとなったら求人情報誌かサイト上で募集するしかありません。

 

求人広告は費用が掛かりますが、比較的身元のしっかりとした人を集めることが可能です。

面接で人となりも見られるので、手段としては悪くないでしょう。

 

求人情報誌の会社か求人情報サイトの運営もとに連絡をすれば詳しく説明してくれます。

料金は5~10万くらいが相場のようです。

 

もちろん紙面の大きい小さい、

情報誌の有名無名にもよりますので、この点もよく確認してください。

 

サイト上でも人を集めることは可能です。

クラウドソーシングという個人間で仕事を発注、受注できるサイトがあります。

 

そこで募集する方法もあります。

 

ですが、仕入れスタッフの募集でここを利用することはお勧めしません。

 

お金のやり取りをする仕事を縁もゆかりもない見ず知らずの方に任せるのは不安です。

 

報酬の支払いの際もサイト利用の手数料がかかります。

手数料を受注側負担にするとスタッフさんの報酬が低くなるので人が集まりません。

 

クラウドソーシングで仕入れスタッフを集める方法は

あまりメリットがありません。

 

メリットがあるとしたらこちらから細かく条件が付けられる点です。

・せどり経験者で

・○○まで通える方

・FBA経験者優遇

・報酬は○○円

・パソコンスキルのある方

・1日5時間働ける方

 

このような細かい条件を付けてもそれなりに人が合う人が見つかる点が魅力です。

 

■店舗仕入れ外注化

 

 

仕入れの外注化といっても種類がいくつかあります。

まずは実店舗の外注スタッフから説明していきましょう。

 

 

・店舗仕入スタッフ

実際の店舗に行き、商品をリサーチして仕入れてきてもらうスタッフです。

現金や仕入用のクレジットカードを渡して仕入れに行ってもらいます。

 

現場で仕入れるものの判断をしてもらうため、

ある程度ノウハウを叩き込んだベテランスタッフ向きです。

 

管理者候補に近いポジションの方にやってもらうといいでしょう。

 

仕入れたらそのまま事務所に運んでもらいます。

検品作業まで行ってもらうと後の作業が非常にスムーズです。

 

ただしこの形態で外注をする場合、

・仕入中の事故

というリスクがあります。

 

保険の問題が絡んできますので、

できれば請負契約という形にして出来高制にした方がいいでしょう。

 

勿論その分報酬には反映してあげてください。

 

金銭管理に関しては不正や間違いが起こらないよう、「管理ノート」を作っておきましょう。

〇日付

〇仕入れ代

〇予想利益

〇残高

〇入金額

〇備考(経費など)

これらの項目を記入できるようにしておきます。

 

これを外注スタッフに渡して定期的にレシートと一緒に回収します。

この管理も重要な仕事です。

 

 

・回収スタッフ

電脳せどりをしたものや取り寄せした商品を

配送業者の営業所や店舗まで回収に行く専門スタッフです。

 

仕入れスタッフと違って商品を受け取ってくるだけなので簡単です。

店舗と時間、リストを渡して回収に行ってもらい、

戻って来たらそのまま検品してもらいましょう。

 

仕入れスタッフと違って時間に都合がつきやすいので、短時間スタッフでも可能です。

報酬は1件いくらの単体報酬がいいでしょう。

 

管理の方法は商品の回収リストを出勤日前に送っておきます。

〇予約した店舗、場所

〇予約した商品

〇予約氏名

〇電話番号

これがあれば回収が可能です。

 

仕入れ担当にも渡した管理ノートをこの回収スタッフにも渡しておきましょう。

 

 

■電脳仕入れ外注化

 

 

次は電脳仕入スタッフです。

室内でPCやスマホを使ってメルカリやヤフオク、

ECサイトなどをチェックして仕入れてもらうスタッフです。

 

店舗仕入れと違って事務所なら何かあればすぐにその場で確認が取れるので、

せどりに慣れていないスタッフはこっちから担当してもらうといいでしょう。

 

時間も調整しやすいので、時間に限りのある主婦の方にも向いています。

 

事務所があって、そこに通ってもらう内勤スタッフと、

各自宅で個人のPCを使って仕入れる在宅スタッフに分けられます。

 

在宅スタッフは店舗仕入れスタッフ同様ある程度

その場で仕入れの判断ができる方が向いています。

 

もちろん在宅でもわからないことがあればメールや電話で確認してもらえますが、

頻繁に確認が来るようだと効率が悪くなります。

 

 

内勤スタッフは働きぶりが見えるので、時間給。

在宅スタッフは時間が見えないので成果給にするのがおすすめです。

 

 

■教育方法

仕入れスタッフの教育方法ですが、とにかくモノレートの使い方を叩き込んでください。

相場を調べることができればほかの教育にはそれほど時間がかかりません。

 

モノレートの見方がわかったら、しばらくは自分が同行してノウハウを伝えます。

この動向で仕入れの判断基準、商品の見つけ方をレクチャーしていきます。

 

基本さえわかれば後は自分なりに商品をリサーチしてもらえばいいでしょう。

最初は時間がかかるかもしれませんが、

慣れればガンガン仕入れてもらえるようになりますよ。

 

センスのある人なら1~2カ月である程度の知識は吸収できます。

覚えがあまりよくなくても根気強く教えていきましょう。

 

仕入れは経験が要です。

経験を積めばどんな人でも必ずできるようになります。

 

マニュアルを用意しておくという方法もありますが、

マニュアル作成には時間がかかりますし、

マニュアルだけ渡して「さあどうぞ」というやり方もよくありません。

 

全てのケースにマニュアルを対応させることは不可能です。

必ずケースバイケースの判断が必要な状況が出てきます。

 

そんな細かいニュアンスを伝えるためにも、

信頼関係を作るためにもできれば実際に教えたほうがいいでしょう。

 

 

遠くの在宅スタッフの場合もスカイプなどを利用して

できるだけコミュニケーションを取るようにします。

 

実際の作業はチームビュアーといった画面共有や遠隔操作できるソフトを使用してできるだけ実際にやってみて教えていくようにしましょう。

 

 

■外注の報酬

 

一番悩むのがこの報酬です。

この報酬に関しては地域差もあるので一概にどのくらいと言えません。

 

どこまで作業を任せるのか。

どのくらいのスキルや正確な仕入れができているのか。

色々な要素があるので難しい問題です。

 

基準としては「その地域の最低賃金」を意識してもらいたいですね。

最低賃金にする、ではありません。

最低賃金を意識する、です。

 

やってもらう作業に対して時間給にしたら最低賃金に対して上回るのか下回るのか。

これが報酬を決める一つの目安にしてください。

 

一見報酬高そうに見えて、実際に作業してみたら時給400円だった、

ではスタッフもすぐに辞めてしまいます。

 

とはいえ、高い金額を提示すると利益を圧迫してしまうでしょう。

 

最初は少し低めに設定し、

作業開始してからヒアリングで調整したほうがいいかもしれません。

 

上げるのはいつでもできますし、喜ばれますが、下げるのは難しいです。

なので基本は「低めに設定しヒアリングしながら上げていく」で調整するようにしましょう。

 

 

なお、出来高制の場合はきちんとノウハウを教え込んでおかないと

稼げないので辞めてしまいます。

 

時間給の場合は成果が関係ないのできちんと管理をしないと効率が下がります。

 

こういった特徴も頭の中に入れておきましょう。

 

 

■まとめ

仕入れスタッフは替えの利かない重要なポジションです。

教えるのに非常に時間がかかりますし、

教えた瞬間に辞められてしまうと教育コストも無駄になります。

 

仕入れ額も激減し、利益が下がります。

 

きちんと教育をして、報酬は適正に設定し、

常にモチベーションを上げておくようにしたいですね。

 

報酬は高くしすぎてはいけません。

適正、です。

 

 

仕入れノウハウを教えるというのは効果も大きいですが、リスクもはらんでいます。

・金銭トラブル

・辞めるリスク

・ノウハウを盗まれるリスク

このようなリスクを少しでも下げるために、

コミュニケーションもこまめにとっていくようにしましょう。

 

 

仕入れが外注化できればいよいよ事業として形になります。

早めに事業を大きくするために、

できるだけ早いうちから仕入れスタッフの教育は行っていきましょう。

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